過去ログ - バナージ「せっかくの休みだ。今日は部屋でゆっくりしよう」
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23:みそ ◆4bDMvV0llw[sage]
2014/06/13(金) 07:26:31.94 ID:onyYuDEB0
バナージ「(可能性を……。信じる!!)」

ミネバ「やっぱり! 何も言えないってことは、きっとやましいことがあるのね!?
そうなのね。そうに違いないのね!」

バナージ「ははは。いやだなぁオードリー。僕らを見かけたら声をかけてくれればよかったのに」

マリーダ「!?」

ミネバ「!?」

バナージ「今日はね、以前からおいしいアイスクリームを食べようとマリーダさんと約束していたから
その約束を果たそうとしていただけなんだよ」

ミネバ「あ、アイスクリーム。でも洋服屋にいたじゃない」

バナージ「そりゃ、せっかく外に出かけるっていうのにマリーダさんったら尾行用の服しか
もっていないっていうんだもの。それに、アイス以外にも二人で出かける理由が理由だったしね……」

ミネバ「理由? なんなのそれは」

バナージ「実はね、オードリーとのデートコースの下見にマリーダさんには付き合ってもらっていたんだよ。
ですよね、マリーダさん」

マリーダ「あ、ああ。その通りです。姫様。
バナージが姫様にふさわしい相手なのか今一度見極めるため、
僭越ながら私のことをミネバ様と思って、エスコートしてみるようバナージをけしかけたのです」

ミネバ「じ、じゃあそのハート形のラブラブストロー付カップルトロピカルジュースは?」

バナージ「そこまでいわせるなよ。もちろんオードリーとのデートを想定していたに決まっているさ。
ほら、オードリーって育ちがいいから、あまり庶民的なデートって経験ないだろう?
逆にこういうのが新鮮かなぁとか、いろいろ考えていたんだよ」

ミネバ「そ、そんな。私はバナージといれれば、どこだって(ぽーっ」

バナージ「(キタ! 父さん! 可能性ってこういうことなんですね!!)」

ミネバ「こ、こほん。私も早とちりしすぎて少々取り乱しましたね。まぁ、誤解も解けましたし、
よしとしましょう。マリーダ、今日はもう下がってよろしい」

マリーダ「ひ、姫様!?」

ミネバ「デートコースの下見大義であった。ここからは代役などではなく私自身が、バナージとデートしようというのだ。
マリーダとしても問題あるまい?」

バナージ「オードリー? それは、いくらなんでも」

ミネバ「私はミネバ・ザビである! バナージは不服か?」

バナージ「(出たー! オードリーってばフルネームをいう時は、やたら強気になるからなぁ。
でもそういう強気のところも好きなんだよなぁ)」

マリーダ「(そっとミネバには見えないようバナージの袖をつかんで)
バナージ……。私まだアイス食べてないぞ」(上目使い

バナージ「(だめだ! オードリーも大切だけど、マリーダさんも悲しませるわけにはいかない!!)



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