過去ログ - 納涼im@s大歌舞伎 『真景累ヶ淵』<豊志賀の死> (しんけいかさねがふち)
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ランバージャック
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2014/06/03(火) 01:03:30.04 ID:m8D40BWL0
雪歩「下総の羽生村と言う所に伯父さんが居るんです。そこへ今度逃げようと思ってたんですけど一人じゃ怖いし…でも、継母の仕打ちにはもう耐えられないし…新さん、お願いです!一緒に逃げてください!」
真美「迷惑じゃない?」
雪歩「迷惑なんてそんな!」
以下略
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:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:08:53.78 ID:m8D40BWL0
ジリ……
ジリ……
以下略
25
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ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:09:26.50 ID:m8D40BWL0
真美「あれ、灯りが…ちょっと姉さん!行燈の油を変えて!姉さん!」
「二人でお楽しみとは…睦まじい事ね…」
真美「え…?」
以下略
26
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:10:16.77 ID:m8D40BWL0
千早「新さん…そんな事をして…ただで済むと思ってるのぉ…」
真美「し、師匠!?」
千早「新さ〜ん…」
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27
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:10:49.96 ID:m8D40BWL0
第三場 <勘蔵家の場>
28
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:13:04.53 ID:m8D40BWL0
真美「伯父さん!伯父さーん!」
律子「うわ!?…何だ新吉か、ビックリするじゃないの」
真美「水、水…」
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29
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:13:36.61 ID:m8D40BWL0
律子「どんな様子かは知らないけど、師匠から受けた恩を考えれば我慢も出来る筈よ。あんたが貸本屋でとちって、私の所へ転がり込んできた時、次の奉公先を探してたらいつの間にやらあの師匠の所へ入りこんで羽織の一枚も着れるようになったんじゃないの。それは誰のおかげ?」
真美「そうだけどさ…そうなんだけども伯父さん…怖いんだよぉ…」
律子「怖いって…そのくらい辛抱しなさいよ」
以下略
30
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:14:22.08 ID:m8D40BWL0
真美「お殿様?…伯父さん、何言ってるの?」
律子「真実を語る時が来たみたいね…あなたに見せる物があるわ」
真美「見せる物?」
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31
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ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:14:54.06 ID:m8D40BWL0
律子「新吉…これを見なさい」
真美「何これ…小石川服部坂上深見新左衛門息子新吉…え…伯父さん、これ誰の事?」
律子「実はね新吉…あなたは旗本深見新左衛門様の次男なのよ」
以下略
32
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:15:47.12 ID:m8D40BWL0
真美「伯父さん…わかった…師匠の所で辛抱するよ」
律子「良く言ってくれた…この事を聞けば師匠も喜ぶでしょうね!」
真美「じゃあ伯父さん、一緒に師匠の所へ…」
以下略
33
:
ランバージャック
[saga]
2014/06/03(火) 01:16:44.06 ID:m8D40BWL0
真美「師匠…師匠!?…へ?え?あれ?」
千早「新さん…私が目を覚ましてみると…あなたの姿が見えないから、もう逃げられたと思ってね…一言あなたに謝りたくて、隣のおばさんに助けてもらって…駕籠を頼んでここまで来たのよ…ねぇ新さん…今まで散々当たり散らしてごめんね…」
真美「師匠…」
以下略
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