過去ログ - ニンジャスレイヤー「ドーモ、にこ=サン」 にこ「何よ!あんた!」 
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179: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:12:06.64 ID:Cy7dNtMY0

にこは悲鳴をあげながら走りゆく三人を呆然と見送る。(((私はまた何かした
の!?)))自分が「所詮非ニンジャのクズか……」と発言したことに驚く、花
陽の時と同じようにいつの間に喋っていたのだ。

以下略



180: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:19:38.52 ID:Cy7dNtMY0

ツバサはA−RISEのメンバーとして数々の賞賛や憧れ、ライバルからの嫉
妬や敵意は受けたことはあったが侮蔑はなかった。アッパーガイオンの人間が
アンダーガイオンの最下層の人間を見るような侮蔑の目を向けられて、この感
覚は初めてであり彼女は分からなかったのだ。
以下略



181: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:23:01.37 ID:Cy7dNtMY0
なんとアイドルニンジャがにこに語りかけたのだ!このソウルはナラク・ニン
ジャのように明確な意識を持っていた!(((あんな非ニンジャのクズなんか只
の足手まとい。あんなのは見捨てて一人でアイドルをやりましょう)))(((黙り
なさい!)))

以下略



182: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:30:26.20 ID:Cy7dNtMY0

このUTX高校前の一件からにこの環境、そしてμ'sの環境は変わっていく。
にこのニューロンに語りかけるアイドルニンジャの声は大きくなり、語りかけ
る頻度が飛躍的に上がった。その声に抗いながらもアイドルニンジャが自分
の意識の中徐々に溶け込んでいるような不快な感覚に襲われていた。
以下略



183: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:37:52.50 ID:Cy7dNtMY0

一年生組の動きは精彩を欠き、その不穏なアトモスフィアが伝染し全員の動き
も精彩を欠いていた。さらに、にこの日に日に増すニンジャ存在感も全員に圧
力をかけ悪影響を促している。このままではラブライブ予選を勝ち抜くのは絶
望的だろう。
以下略



184: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:44:00.69 ID:Cy7dNtMY0

翌日の昼休み、絵里は何時にも増して真剣な顔をしている。窓の外を見てみる
と空は鉛色に曇っているのが絵里の話があまり良くないことを暗示しているよ
うな感覚を集まったメンバーは感じていた。絵里は気が進まない様子ながらも
口を開く。
以下略



185: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:50:01.30 ID:Cy7dNtMY0
「そうだね……」穂乃果とことりも思い当たる節があるようだ。「このままでは
ラブライブ予選は負けます」海未は断言するが「それでにこっちを切り捨てる
のは乱暴じゃない」希が否定し「そうだよ!」穂乃果達もその意見に賛同する。
「私もそう思います」

以下略



186: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:57:42.71 ID:Cy7dNtMY0

「にこ……μ'sから脱退させる……」「……にこっちを切り捨てる……」「……
最悪にこを切り捨てる……」にこは閉じていた目を開いた。「フッハハハ!アハ
ハハハ!」その笑い声はアイドル研究会の部室に反響していた。(((にこはとん
だピエロね!)))
以下略



187: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 18:59:10.38 ID:Cy7dNtMY0
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188: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 19:02:45.06 ID:Cy7dNtMY0

夜の学校は昼の学校のアトモスフィアとはまるで別であると言われている。し
かしこの空間は変わらない。大量の椅子が将棋盤めいて規則的に並び床は入口
からステージまで下りの階段になっている。これは背が小さい者の前の客の背
が大きい者の時ステージが見えないことが無いようにするためだ。
以下略



189: ◆718.HTMzJjwd[saga]
2014/06/15(日) 19:14:20.16 ID:Cy7dNtMY0

凛、花陽、真姫だ。三人はにこからUTXの一件以来意図的に避けていた。し
かしこのメールが来たことで、にこに今まで避けていたことを謝罪し、にこの
身に何が起こったかを尋ね、腹を割って話し合いをするつもりでいた。八人が
座席に座った直後にステージの明かりがついた。
以下略



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