過去ログ - ニンジャスレイヤー「ドーモ、にこ=サン」 にこ「何よ!あんた!」 
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/05(木) 19:42:40.49 ID:CKQjRgm00
「まだやるか?次は顎の骨を砕く」「もうしません!」「ではその男を連れて消えろ」「はいヨロコンデ―!」

不良集団はスキンヘッドの男を抱えながらメキシコライオンに襲われたウサギめいて逃げて行った。

「お姉ちゃん!」兄妹達は姉のもとに駆け寄り抱き着いていた。「ごめんね……怖い思いさせて……」姉は涙を零しながら兄妹を強く抱きしめた。

ニンジャスレイヤーはその様子を一瞥して立ち去ろうとするが、膝から崩れ落ちて落ちていた。「ちょっと!?大丈夫!?」平坦な少女は様子を心配して駆け寄ってくる。

(((ここまで衰弱していたのか……)))

「なにか……食べ物……」

ニンジャスレイヤーは少女に物乞いのように食べ物を要求することに躊躇を覚えていたが、このままでは死ぬことは避けられない。恥を忍び薄れいく意識の中で言葉を紡いでいく

「え?何か食べたいの」

少女は意思をくみ取って返答し、ニンジャスレイヤーも肯定の意味で首を僅かながら縦に振った

「スシを……」

ニンジャ回復力を増幅させる完全栄養食のスシ。これさえ食せばニンジャスレイヤーの体調は見違えるように回復するはずだ

「寿司? なんで寿司なのよ? とりあえずスシを買ってくるから! あんた達はその人の様子を見ておいて」

何故スシなのか疑問に思いながらも少女は兄妹達に留守番を頼み、スシを求め街に溶け込んでいった。


少女が飛び出してから時間はどれぐらい経ったのだろう?五分?十分?それとも一時間か?ニンジャスレイヤーの意識は混濁しており時間の経過がまるで分らなかった。次第に、そしてソウカイヤ、ザイバツとの戦いの記憶、フユコとトチノキとの思い出が蘇っていた。これはソーマト・リコール! このままフユコとトチノキの仇も取れず、モータルを踏みにじる悪しきニンジャを根絶やしにすることもできずに死んでしまうのか!


「寿司!ほら寿司持ってきたわよ!」



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