213: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 21:56:51.08 ID:0gR5k8xmo
魔王「で、その手紙は何なの?」
勇者「大したものじゃないよ」クシャクシャ
魔王「どれ、見せてみろ」
214: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 22:10:02.30 ID:0gR5k8xmo
魔王「…我が娘、姫との結婚の日取りを決める早よ戻ってこい…何これ」
勇者「あー、えーっと、な」
魔王「いつも私のこと好きって言ってくれているのに…そうだったの?」
215: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 22:24:33.48 ID:0gR5k8xmo
魔王「ふふ、なんだそういうことか」
耳と尻尾が元気を取り戻す。分かりやすい奴だ
216: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 22:33:14.87 ID:0gR5k8xmo
勇者「だから言ったのに」
魔王「というかどんだけ硬いの、あの紙飛行機」
アトラス「あんまり…だ」バタン
217: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 22:47:59.93 ID:0gR5k8xmo
魔王「…私も着いていく」
勇者「どうした?」
側近「魔王様のことですから、姫とかいうのに旦那様を取られるのを危惧しているんですよ。可愛いですよね?」
218: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:03:36.38 ID:0gR5k8xmo
側近「あ、魔王様が行くなら私も着いて行きますよ!」
魔王「いらない」
側近「!?」ズガーン
219: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:13:54.10 ID:0gR5k8xmo
魔王城から出るとき
メイド長「新婚旅行ですか?」
魔王「違うから」
220: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:22:25.98 ID:0gR5k8xmo
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魔王「何で会う奴会う奴みんなあんな発想なんだ」
221: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:32:40.43 ID:0gR5k8xmo
城門前
ドラゴン「ねー、乗って行く?」
222: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:43:06.99 ID:0gR5k8xmo
魔王「こうして二人きりというのは久々だね」
勇者「いつもは側近やらなんやら必ずいるしな。やっぱり二人きりになりたかったんだな」
魔王「さあね」
223: ◆bCs0r4M9IE[saga]
2014/07/14(月) 23:50:55.06 ID:0gR5k8xmo
勇者「殺す気か!歴代最強の魔法の使い手なんだから自重しろよ!」
魔王「その歴代最強の魔法攻撃を受けてほぼ無傷な君は何なの…」
勇者「水の女神の守護かな?」
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