過去ログ - 絵里「青春の影」 -SS速報VIP

過去ログ - 絵里「青春の影」

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133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 17:10:18.16 ID:1GNuIcvL0
希「……ふふ」

絵里「なに？」

希「やー……えりちの情けない姿が面白くて」

以下略

134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 18:04:42.47 ID:1GNuIcvL0
希「ウチはしてたよ」

絵里「希……？」

希「ドキドキしっぱなし……ちょっと、緊張して疲れてきたところ」

以下略

135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/18(水) 18:18:46.74 ID:ClzYieNa0
このもどかしさ好き

136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 18:26:32.89 ID:1GNuIcvL0
希「嫌いにならないなんて、未来のことは分からんけど……ウチはな、この先もずっとえりちとおろうなんて考えてないんよ」

絵里「え……」

希「花がいつか散るように、ウチらだって離れる時もあるかもしれん」

以下略

137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 18:43:00.32 ID:1GNuIcvL0
不意に、脳裏に花陽の言葉が蘇る。背中を押す人、というのは代わる代わるだということ。

絵里「そうね……永遠を信じるほど、もうお姫様ではいられない」

希「うん、やからえりちをウチにちょっとでも刻んで欲しい。それで、ウチは嫌いになったりせーへんから」

以下略

138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 19:02:48.51 ID:1GNuIcvL0
心から希が我が侭を言ってくれたことなんて、あったのだろうか。

絵里「ッ……うッ」

希「えりち？もしかして、どっか痛めたん？それともお腹痛いん？」

以下略

139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 19:26:12.84 ID:1GNuIcvL0
本当は心の中では信じていたかった。
希が――追いかけてきてくれることを。

希の成績なら同じ大学は可能だった。
最後の進路希望調査で、彼女が軽く呟いた言葉。

以下略

140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 19:43:55.61 ID:1GNuIcvL0
希「……？」

絵里「もっと賢くて可愛くなって迎えに行くから、待ってて」

希が軽く噴き出す。

以下略

141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 19:56:10.76 ID:1GNuIcvL0
部室の机の上に、三枚のCDが置かれていた。
ケースにはリボンや可愛らしいテープでラッピングがされている。

穂乃果「しかし、まだ完成はしていないんですね、これが」

以下略

142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/18(水) 20:12:39.89 ID:1GNuIcvL0
ことり「にこちゃんと、希ちゃんは部室でお待ちください～」

絵里は穂乃果に背中を押され、部室を後にした。

以下略

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