過去ログ - 【安価】ハンケンロンパ〜版権キャラたちのコロシアイオープンキャンパス2
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585:1 ◆p./KmqFWmM[saga]
2014/06/09(月) 22:26:02.93 ID:Epyr4jpc0
雌雄の決した学級裁判場。

14人とモノクマの、それぞれの様々な感情を込めた視線が、理子に突き刺さっていた。

モノクマが処刑スイッチを叩く音がピコンッと鳴ると、

学級裁判場の奥にある扉が開き、中から何かが飛び出してきた。

それは、首輪のついた、長い長いチェーン。

チェーンの先の首輪が理子の首を捕らえ、がっちりと拘束すると、

今度は元の場所へ、掃除機のコードが巻きとられるように、鎖が勢いよく理子を引きずって行った。

扉が閉まり、上のランプが大ホールよろしく『開』から『閉』へ変わる。

長い廊下を猛スピードで引きずられ、理子の自慢の長い髪も、大好きなフリルの服も、摩擦でボロボロになっていった。

廊下の先の扉を抜けると、そこは処刑場。

鎖は、開いた棺桶の中から飛び出していた。

鎖に引かれた理子は後頭部から棺桶の中に叩きつけられる。

苦悶の表情を浮かべる理子の目の前で、棺桶の蓋が閉じた。

その棺桶は、自由の女神の姿をしていた……。

自由の女神が2本の鎖と南京錠で拘束される。

その拘束の甘さは……超高校級の怪盗ならばこれくらい脱出できるはずという、モノクマからの挑発に他ならない。

最後に、自由の女神の頭部にテープが巻きつけられる。

そのテープに書かれた文字は……『bye_bye_liberty』

自由を求め続けた、超高校級の怪盗候補 峰理子、処刑執行。


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