20: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:11:38.54 ID:qHNXG7eBO
トレーナーさんの手拍子にあわせて運動着で頭にタオルを被った日菜子がステップを刻む。
タンタンタンタンタタンタンタンタタンと軽やかに動く姿に不安は無く、身振り手振りも様になっている。
「はい、Bパート!」
21: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:13:29.35 ID:qHNXG7eBO
「……はい!合格ですね!」
「はぁ……ありがとうございますぅ」
「そろそろいいかな……どうもー」
22: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:15:55.02 ID:qHNXG7eBO
「日菜子ちゃんなら心配要らないですよ、今のところこれと言って苦手そうな所は見あたりませんし」
「それを聞いて安心しました…ところで今日はもう終わりな感じですか?」
「ですね、進みもいいんで今日はこのくらいにしておこうかと思ってました」
23: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:18:11.82 ID:qHNXG7eBO
「じゃあ、私はちょっと手続きがあるんで先に行ってますね」
「わかりました、いつもありがとうございます」
「いえいえ、それではまた!」
24: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:19:26.18 ID:qHNXG7eBO
「お待たせしましたぁ」
「ん、待ってない待ってない。忘れ物無いか?」
振り返るとモコモコの私服に着替えた日菜子が出てきた所だった。
25: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:20:32.91 ID:qHNXG7eBO
「特に問題はないですよ、アパートの近くにちひろさん住んでるみたいですし、隣のお姉さんは親切ですし……むふふ」
「それならいいんだが…学校にレッスンに家事にって大変じゃないか?」
ちなみに俺は学校一つでさえ嫌だった……いやただ遠くて面倒だっただけだが。
26: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:23:39.86 ID:qHNXG7eBO
「ちなみに得意料理は……むふふ」
「ビーフシチューとか、パスタとか、後野菜スープとか一人鍋とか」
「あっ……」
27: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:25:47.70 ID:qHNXG7eBO
「まず、タレごとフライパンにさんま缶をあけます。次に弱火から中火くらいで温めて、ちょっとふつふついってきたら溶き卵を流し込む。あとは卵が自分好みのときに、丼の上のご飯に乗せれば完成だ…シンプルだけどこれが旨いんだ」
「モバPさんが活き活きしてますぅ…むふ」
危ない、なんとか誤魔化せた…
28: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 20:26:50.54 ID:qHNXG7eBO
[第2話、運動の秋、食欲の秋・完]
29: ◆eVsCckMiMI
2014/06/05(木) 20:29:15.55 ID:qHNXG7eBO
はい、どうも本日二回目の作者です。
こういうまったり日常があっても良いと思ってるのですがいかがでしたでしょうか?
ちなみに関係ないですが作者はこれ書いてたら腹がへりました…
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/05(木) 21:06:00.68 ID:47xZ1Ijv0
乙 続き期待
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