3: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:31:19.61 ID:dSjHY2FEO
 実際には無駄に勢いのある上司が何を思ったのか何の前触れもなく独立宣言。 
  
 入社した時から何故か気に入られていたプロデューサー見習いの自分、はその人の口車にまんまと乗せられて気づいた時にはその人と、当時その人の秘書をしていた千川ちひろさんと自分、そしてこれまた何を思ったのかふらふらとついてきたアイドル候補生一人の、計四名でプロダクションを立ち上げていた。 
  
 それでもって、今現在自分が閑古鳥が鳴く事務所を何とかしようと駆け回っているわけである。 
4: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:32:55.71 ID:dSjHY2FEO
 「それもそうですね…あ、そういえば少し前にあの子からレッスン終わったので事務所に行きますって電話ありましたよ!」 
  
 「本当ですか?俺の方に連絡くれれば迎えにいったんだけどなぁ」 
  
 「もうすぐ着くとはおもいますよ?……ところでドリンク如何です?」 
5: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:34:33.66 ID:dSjHY2FEO
 ……かなりアヤシイ物体なのは間違いないが、なにか薄ら寒いものを感じるのでそこら辺の詮索はしていない。 
  
 まあ、そういうのは置いといて、俺は俺で仕事を片づけようかなと。 
  
 「もどりましたぁ?」 
6: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:36:23.22 ID:dSjHY2FEO
  
 「とりあえず寒いから扉閉めような、日菜子」 
  
 「はい?」 
  
7: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:37:32.49 ID:dSjHY2FEO
 そんなわけでなんというか……社長や事務員も癖があるが、アイドルも癖があるプロダクションである。 
  
 「日菜子、最近レッスンどうだ?」 
  
 「順調ですよぉ、トレーナーさんからもOKもらってますし、あとは体力がもう少しあればいいんですけど…」 
8: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:39:33.30 ID:dSjHY2FEO
 「………あの、モバPさん?」 
  
 「何ですか?」 
  
 「前々から思ってたんですけど……」 
9: ◆eVsCckMiMI[saga]
2014/06/05(木) 16:40:33.07 ID:dSjHY2FEO
  
  
  
 [第1話、類は友を呼んでいた・完] 
  
10: ◆eVsCckMiMI
2014/06/05(木) 16:45:09.59 ID:dSjHY2FEO
 どうも、作者です。 
  
 呼んでいただいた方はありがとうございます。 
  
 しばらくはこんな感じで、さくさく行こうと思いますが、なれたら文章量を増やしたいです… 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/05(木) 16:47:03.92 ID:mEUB4Ekn0
 日菜子メインは珍しいな 
 期待 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/05(木) 16:48:14.87 ID:qPTLcbjCO
 はよはよ 
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