過去ログ - [オリジナル仮面ライダー]男「俺には何もない、ただ一つ戦い続けることしか…変身」
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133: ◆PwJYAgPlQA[saga]
2014/06/13(金) 00:11:28.06 ID:4vKV/YPdo
クロコダイルジェネシス「マダダ!マダ死ネナイ!!」


気力を振り絞って立ち上がる

血を垂らしながらも、満身創痍になりながらも、尚巨大な敵に立ち向かって行くその姿はまさに


クロコダイルジェネシス「オオォオ!!」


まさに、彼が小さい頃に憧れた英雄の姿そのもの


シャドウジェネシス「…素晴らしい、まだ進化し続けている。そうです、そのまま目の前の敵を見なさい!恨み、超えようとあがくのです!」


ザシャィン


鈎爪で影を断ち斬りシャドウジェネシスに向かって距離を詰める


シャドウジェネシス「ジェネシスが人間に劣る部分があるとすれば成長の点だ」


手を前に出す。手は触手になりクロコダイルジェネシスを掴まえる


シャドウジェネシス「人間は勝ちたいと思う気持ちがあればこそ、その執念があればこそ、願うからこそ成長する」


しかし、影であるはずの触手は粉砕された。腕ごと

さっきまで右腕限定だった「非物質を破壊する」という能力の範囲が全身に拡がっていた


シャドウジェネシス「ジェネシスは既に成長を止めた哀れな生き物だ。だが君は、あなたは」


ついに鈎爪が届く範囲まで迫ったクロコダイルジェネシス


シャドウジェネシス「人間の心を完全に持ったままジェネシスでいる。だから成長出来る…この戦いの中で、私に追いつける。私をも、追い越せる」


クロコダイルジェネシス「オワリダァッァア!!」


ザクッ


シャドウジェネシスの胴体を、大きな鈎爪が貫いた

シャドウジェネシスはその場に倒れ、影のような色をした砂になって、やがて薄れて消えていった


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