過去ログ - 【艦これ】語られることのない海のスナイパー
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111: ◆ANFZJVHAkB2d[saga]
2014/09/12(金) 16:53:52.50 ID:RgIHS0O9o
甲標的【168艇】「やりぃ!直撃ー!」

甲標的【58艇】「どっちのが当たったのかねー」

燃料もバッテリーも切れ、浮かぶだけになった甲標的の上に妖精が二人立っていた。

互いに双眼鏡を覗き込み自らの戦果を見守っていた。

甲標的【168艇】「最初に当たったのはそっちの魚雷じゃない?」

甲標的【58艇】「だといいんだけどなー。二回目に当たったのはそっちが撃ったので間違いないと思う…」

甲標的【168艇】「大砲みたいにバカスカ撃って共同戦果です!ってできないからねぇ…」

甲標的【58艇】「とりあえず一発ずつ当たったことにしようか。そっちのほうがいいでしょ」

甲標的【168艇】「そうしようかねぇ…。とりあえず艦娘さんたちに私たちをかいしゅ―!」

首根っこを掴まれたと思うとふわっと体が宙に浮いた。

何事かと体をジタバタと動かす。

クルッっと体が回転したかと思うと目の前にショートカットのジト目をした艦娘の顔が現れた。

日向「戦艦一隻を沈めるとは大戦果じゃないか…。だが…」

伊勢「どういうことか説明してもらえるかな?」

この二人は知っている。伊勢型航空戦艦姉妹だ。

その戦艦姉妹の妹の方が私の首根っこを掴み納得いかないといったふうな表情で睨んでいる。

甲標的妖精【168艇】「あ…ははは…それは…軍事機密ってやつじゃだめですかね?」

自分でも分かるくらい引きつった笑顔を浮かべて辛うじてそう答えた。

そう、私達は誇り高き甲標的妖精。

その存在は味方にも知られては―

日向「そうか…それならば仕方ない…」

伊勢「なんて言うと思ったかー!」

伊勢型戦艦の姉の方が手を伸ばしてきたと思うと私はひったくられる様に掴まれた。

甲標的妖精【168艇】「ぐぇ…や…やめてくださーい!」

世界がぐるぐる回っている。こんな揺れ方は大時化の時にすら経験したことがない。

伊勢型の妹と58艇の妖精が止めに入るまで私は超スピードのメリーゴーランドを体験するはめになった。


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