過去ログ - 【安価】京太郎「プロになったはいいけれど……」 第34位【アラフォーマーズ】
1- 20
937: ◆rVyvhOy5r192[saga]
2014/08/24(日) 23:30:28.83 ID:NEf5506dO



 ドラの西、よりにもよって西家に副露させてしまった当の須賀京太郎と言えば。

 穂香の打:三萬を軽く見やり、それから一瞬で――それこそ場の誰しもが気付かない程度の視線移動で――全員を視界に納め、


京太郎「……」


 打:南、と現物を切り出した。

 副露によって六巡目が巡り来た須賀京太郎の河は、


 1索、中、{一萬}、{二萬}、[西]、南


 となった。


 歯噛みをしたのは白水哩だ。

 なるほど、自分に須賀京太郎がぶつかりに来たのはこれが理由か。

 哩と或いは一対一なら、須賀京太郎もあの何よりも悪辣である対人技術を十全には使用できないだろうが。

 この場には、年若いものが二人同卓する。

 運が人並み、プロにしては不運と言わしめながらもそれでも一年で上位ランカーの頂きに至った技術。

 運が七、技術が三と言われる麻雀において――――ましてや異能や特性が渦巻くM.A.R.S.ランキングにおいて、13位を張るその実力。

 ともすれば、小走やえよりもこの場に於いては精密だ。


哩(…………ッ)

哩(点数によって、席順が決まる。出親が決まる)

哩(うちの和了は、姫子の親連荘…………うちの不和了は、姫子の親流れ…………)

哩(そいけん、潰しに来よった)

哩(姫子も親で始まる……うちと同じ席で始まるけん、私の連荘は確実に姫子に継がれる)

哩(やけん、私がリザベーションば使うと睨んで……潰しにきよった)


 しかも、須賀京太郎は哩の上家。

 副露での速攻を、おいそれと許しはしない。

 鳴き三色同順の成立は不可避と考えた方が利口である。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/358.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice