14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/07(土) 14:42:29.47 ID:sGSi0wNeO
男「いちいち気絶させていくのも時間がかかりそうだが……」
聖女「それこそボクにおまかせ!」
聖女は分厚い辞典を手に取る。とあるページを開き、それをペンの宝石でつついた。
男「光りだした……?」
聖女「エフテンス・リフリロウ(煽り屋娘の公衆演説)」
辞典の紋様から帯状の光が浴びせられ、兵士たちに降り注ぐ。
光を浴びた兵士はさらに消沈し、一部では嗚咽すら聞こえる。
男「これは……」
聖女「複数対象の想いを増幅する、魔想術士の基礎的な魔想術だよーん」
聖女「壺割っちゃったショックとか、王様に怒られる恐怖とか、国に対しての自責とかを倍にしちゃった感じ?」
兵士「う、ぐ……行かせませんよ……」
聖女「しつこいなあ……ろっくせんまん♪」
兵士「ぐぼぁ!!」「うぐぅ!!」
聖女「国庫☆ 国庫☆」
兵士「う、うおおおおおん!!」
聖女「まあ、これで当分立ち直れないでしょ」
男「……何故聖女と呼称されているのか、あとで聞かせてもらう」
聖女「え〜? 今さらだよう」
16Res/14.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。