2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/06(金) 19:12:23.67 ID:1kXODiTCO
聖女「よいしょ。ほら、起きれるでしょー。起きて起きて」
辞典がパタンと閉じられると、男の目が少しずつ開いていった。
男「う、ぐ……」
聖女「お、生きてる生きてる! 身体、大丈夫?」
男「ここは……」
聖女「大丈夫だよ、ここは非戦闘区域。セント・セントラル……」
バタバタバタバタ!!
聖女「うわ、慌ただしいな。当たり前か」
男「なんだ……?」
兵士が廊下を駆ける音。それは次第に近付き、この部屋の前で止まった。
ガチャン!
兵士「聖女様、緊急時ゆえ無礼をお許し……なんだお前は!!」
聖女「あー、収めて収めて……めんどくさいなあ、もう」
兵士「とにかく、その男から離れてください!!」
兵士が剣を抜く。
聖女「……?」
漂う異様な気配。
聖女「っ!?」
瓦礫から起き上がった男。
男「……」
……識別
個体A所持物……鋭利性D
個体A識別……運動性E,強度E
個体B:条件 非敵対勢力
状況危険度E
敵対行為:個体A
確認
状況……不明
早急な把握を求めます
考察1がコマンド s.o.l.m.i. を推奨しました
y/n
男「許可する」
yes
activate command 「s.o.l.m.i.」.
兵士「な……」
聖女「あ……」
complete.
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