過去ログ - 海未「ずっと傍に、いますからね」
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21: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/06(金) 21:34:06.60 ID:vIcbB8m80
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絵里「海未、真姫と何かあったの?」

海未「いえ…まったく身に覚えが…」

真姫にはじかれた手の熱さをじっと眺めながらため息をついた。


凛「まきちゃん、朝からなんだか様子がおかしかったにゃ」

海未「そうですか…」

じわりと涙が出そうになる…。真姫の心配もあるが、なによりも、真姫に拒絶
されたという事実が、胸を締め付ける。

穂乃果「だ、大丈夫だよ、海未ちゃん。ちょっと体調が悪くて
    きつくあたっちゃっただけだよ」

ことり「そうだよ、二人とも普段は仲良しなんだもん」

幼馴染二人が駆け寄ってきて慰めてくれる。

海未「穂乃果、ことり…。そうだといいのですが…」


その日はとりあえず解散になった。
本当なら真姫に会いに行きたいが、今はそっとしておいた方がいいと皆が言うのと、
私自身、また拒絶されてしまうことが怖かったのでおとなしく帰ることにした。


ことり「海未ちゃん…あんまり落ち込まないで、ね?」

海未「ありがとうございます…ことり」


海未「では、私はここで。」

穂乃果「ばいばい、海未ちゃん」

ことり「また明日ー」

穂乃果たちと別れ、家に向かう途中、もやもやを抱えたまま家の敷居をまたぐのは
どうも気がひけたので、近辺を散歩しようと思いました。


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