過去ログ - 京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
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983: ◆kMdoUJ39Cc[saga]
2014/06/23(月) 23:16:15.47 ID:dAoEqxI00
透華「……さ、行きましょうか」

京太郎「そっすね」

ほんの少しの間。食べ終わってからそんなに時間は経ってない、と思う。
陽はまだまだ高いし、子供の歓声も止むことが無くて。それなのに畳に足を延ばして、透華さんと並んで座るといつの間にか時間が経っていく気がした。

透華「…行きませんの?」

京太郎「透華さんこそ」

あいにくまっすぐ伸びた俺の足は、天江さんの抱き枕。動くに動けないのが辛いところだ。
そんでもって、透華さんの膝も動くに動けない。天江さんの頭がのっかてるのがツライところだろう。

透華「少し、疲れますわね…背もたれが欲しいところですけど」

京太郎「そんな気の利いたものはなさそうっすね」

透華「ええ…あなた、もう少しこちらへ寄ってもらえません?」

京太郎「うっす」

なるべく揺れないように慎重に尻で動く。しかしもともと近かったせいか、意外と大きく動くことになって。

透華「……」

京太郎「……」

身体の横が熱い。夏の熱気のせいかは知らないけどな。
しかしなんつーか、セミの泣き声や子供の声、川の音。なんか心が落ち着いてくる気がする。
だからかね…体が少しずつ、横へ崩れていく人がいて。

透華「ん…すこし、肩、お借りしますわ…」

京太郎「どうぞ」

二人分の寝息を守らないといけないのが、男のツライとこだよな。



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