20:ErkGt2qfo
2014/06/09(月) 23:30:58.66 ID:WNBdbjmDo
トール「は......？」
テト「君が乗り気でないと提案できなかったからね。個人的に苛ついていたのもあるけど」
トールの思考が一瞬止まりかけるが、無理やりにでも動かす。
21:ErkGt2qfo
2014/06/09(月) 23:31:54.55 ID:WNBdbjmDo
22:ErkGt2qfo
2014/06/09(月) 23:49:49.72 ID:WNBdbjmDo
トール「......どういうことだ」
神ってのは滅茶苦茶だとは思っていたが、これほどまでに滅茶苦茶だとは思っていなかった。
トール「......それがどう打開策になるんだよ」
23:ErkGt2qfo
2014/06/10(火) 00:18:37.09 ID:O98NlhlYo
いや、床だけではない。
天井や四方の壁も次々と開いていく。
しかも、開いた先に見えるのはどの部屋でもない。
この世とは思えないほどの鮮やかな景色。
そう、そこはテトの支配する世界、ディスボード。
24:ErkGt2qfo
2014/06/10(火) 00:46:47.59 ID:O98NlhlYo
テト「この世界には十の盟約という者がある。僕が作ったものだけどね」
トールは涙目になりつつも神様の説明に耳を傾ける。
テト「【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、 戦争、略奪を禁ずる」
25:ErkGt2qfo
2014/06/10(火) 00:50:04.71 ID:O98NlhlYo
長くなりましたが序章終了です！
当初の予定では大して鬱じゃなかったはずがどうしてこうなった
次回からは第一章を書いていきます！
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/10(火) 00:56:42.84 ID:fNrv5Y6fo
乙っした
27:ErkGt2qfo
2014/06/12(木) 21:59:30.94 ID:7Wv/Vg3Co
では投下していきます
28:ErkGt2qfo
2014/06/12(木) 22:15:19.58 ID:7Wv/Vg3Co
盗賊A「兄貴、本当にこんな昔話だけでよかったんすか？」
トール「なんならもう一回付き合ってやってもいいが、次負けたら......」
トールがこの世界にやってきて半日、腹減ったなーと思いつつ歩いていると3人の自称盗賊がいた。
29:ErkGt2qfo
2014/06/12(木) 22:33:37.92 ID:7Wv/Vg3Co
結論を言うと、トールは全勝した。
三人とも精神的に追い詰められているせいでより疑心暗鬼になってるし、なによりトールは魔術師でも類を見ない戦闘狂だ。
リアルファイトはもちろん、こうした読み合いにも強い。
トール「それより見苦しい姿になるぞ。ってかその時点で既にアウトだ」
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