過去ログ - 海未「もう恋なんてしない、なんて」
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15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:10:04.94 ID:RbfEaN0Lo
とりあえず顔を洗いに洗面所へ。

そこには白い歯ブラシと、深い青色の歯ブラシ。

まだ捨てられない彼女の歯ブラシ。
以下略



16: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:10:42.45 ID:RbfEaN0Lo
着替えようとクローゼットを開ければ。

『海未ちゃん、絶対これ似合うよ!』

『いや、ちょっと大胆すぎませんか……?』
以下略



17: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:11:08.71 ID:RbfEaN0Lo
ずっと2人で暮らしてきたこの家にはことりの思い出が色濃く残りすぎていて。

彼女と暮らした日々は私にとって本当に幸せで。

「うっ……くっ……」
以下略



18: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:11:45.32 ID:RbfEaN0Lo
こんなことなら……。

「こんなことなら、恋なんて……」

しなければ良かった、とは言わない。
以下略



19: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:12:11.44 ID:RbfEaN0Lo
楽しかった思い出も、喧嘩した日々も。

全ては大切な思い出であり、素敵な恋でした。

だからこそ、もう恋なんてしないなんて言わない。言えない。
以下略



20: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:12:46.11 ID:RbfEaN0Lo
「しなければ、良かった……」

辛くて、悲しくて。

ただただ後悔ばかりが湧いてきて。
以下略



21: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:13:16.88 ID:RbfEaN0Lo
どれだけ泣いたでしょうか。

時間はすっかりお昼。

「外に、食べに行きましょうか」
以下略



22: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:14:16.39 ID:RbfEaN0Lo
「ふう……さて」

いつもの習慣で郵便受けを見るとそこには。

そこには、ことり宛の……エアメール。
以下略



23: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:14:45.67 ID:RbfEaN0Lo
「海未ちゃん!」

「穂乃果……?」

「久しぶりー」
以下略



24: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:15:33.81 ID:RbfEaN0Lo
なんだか真剣な顔の穂乃果に気圧されてしまいました。

家に招き入れて、コーヒーを出します。

今の私では、これくらいしか淹れられませんしね。
以下略



25: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/07(土) 00:16:01.57 ID:RbfEaN0Lo
「それで、お話というのは?」

「えっとね……海未ちゃん、ことりちゃんとお別れしたんだって?」

ずきん。
以下略



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