4: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:21:29.01 ID:QYNiXGzZo
 教師A「西木野さん、送辞の方はどうかしら?」 
  
 真姫「すいません、もう少し待って下さい」 
  
 教師A「急かしてるわけじゃないんだけど、先生も確認したいからね」 
5: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:23:10.25 ID:QYNiXGzZo
 教師B「在校生代表として、卒業記念品を渡す担当、どっちがやるか決めてくれた?」 
  
 花陽「え、えぇっと……」 
  
 凛「実はまだで……」 
6: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:24:02.79 ID:QYNiXGzZo
 ・生徒会室 
  
 凛「はぁ〜」 
  
 花陽「う〜ん」 
7: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:25:34.35 ID:QYNiXGzZo
 真姫「そう、あなた達も」 
  
 花陽「ということは真姫ちゃんも?」 
  
 真姫「えぇ、送辞の件で催促されたわ」 
8: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:30:01.22 ID:QYNiXGzZo
 そう、これは覚悟の問題 
  
 別に送辞なんて特別何かの意味を持っているわけではない 
  
 でも、これを完成させるということは、 
9: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:30:56.84 ID:QYNiXGzZo
 真姫「ふぅ。ちょっと、席外すわね」 
  
 花陽「あ、真姫ちゃん」 
  
 凛「どこ行くの?」 
10: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:33:20.69 ID:QYNiXGzZo
 ・音楽室 
  
 ガランとした音楽室に鎮座するピアノに私は腰を下ろした 
  
 ここから見える景色が私は好き 
11: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:34:37.28 ID:QYNiXGzZo
 でも、今日は変だな 
  
 少し感傷的になりすぎたかしら 
  
 登校中に凛と花陽とそんな話をして、 
12: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:35:50.65 ID:QYNiXGzZo
 真姫「ピアノ、弾こう」 
  
 一心不乱に、今まで自分が作った曲を 
  
 嬉しい時も悲しい時も、一緒に歩んできた曲を 
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/07(土) 01:36:06.92 ID:EwMOFpA90
 期待、一年後の真姫ちゃんは髪の毛伸ばしてそう 
14: ◆ZUqyEdi/0.S5[saga]
2014/06/07(土) 01:37:37.24 ID:QYNiXGzZo
 ???「やはり、あなたのピアノは素晴らしいですね」 
  
 真姫「何よ、来るなら来るって言ってよ」 
  
 ???「メール、送ったではありませんか」 
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