過去ログ - 【艦これ】提督「気がついたら全員レベル99だった件について」
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405: ◆Z0rFM/Eob2[saga]
2014/06/24(火) 08:18:42.83 ID:voQ5MfwwO
私は最初、この恋は結ばれないと私は思っていた。彼が私達と一線を引いて接している。翔鶴が彼を縛って離さない。

忌々しいとは思わない

ただ羨ましいとは思う

切っ掛けは同じ悲劇

提督は内側に自分を閉じ込め

私達は外側に一人で歩き始めた

でも多くの艦娘が彼を支え、慕い少しづつ状況が変わり始める。

そして私に決意させたのは三年前のケッコンカッコカリの正式決定だった。

ケッコンカッコカリをした提督がそのまま引退して艦娘を娶る事はザラにあったし、何より愛しい人から指輪を贈られて女としてこれほど嬉しい事はない。

だからこそ鎮守府が荒れに荒れた。

戦艦や空母達はピリピリし始め、既成事実を手に入れようと強行手段に出ようとする輩までで始めた。

私以外の駆逐艦達は憧れに近い好意から提督に甘え始める。駆逐艦は一部を除いて女の武器が無い。軽空母や装甲空母の人も無いがそれは致命的なさだった。

何故なら私は提督に甘える訳にはいかないからだ。

弱さを見せないと決めたのを自分の勝手で曲げるのはいやだった。

ならどうすればいいか。私は考えに考えた。

そして答えをだす。

膠着状態を作り出し、彼自身に決めさせればいい。そうしたら諦めもつく。既成事実を盾にケッコンカッコカリされたら私はその艦娘を轟沈させかねない。

思い立ったら後は簡単。良識のある人達にそれとなく伝え、鎮圧は夜戦で全て片付けた。

だがここで誤算があった。

提督がオリョールで手に入れた指輪を誰にも渡さずに引き出しの奥に放置したのだ…

「どうせ俺とこんな事をしてくれるやつなんていないからな」

その指輪の為に最大値まで溜まった資材の三分の二が消し飛んだ事も知らずに実に呑気な解答だった。


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