過去ログ - 浅倉威「ドキドキプリキュアのアイちゃんと遊んでみた」【再投稿】
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◇BmFm4z6H0
[saga]
2014/06/07(土) 18:48:17.17 ID:BlapMVTY0
ハッキリした。この赤子がイライラする存在だと。消さねばならないと。
男は、宙に浮かぶ赤ん坊を捕まえようと飛びかかる。 だが、空を飛ぶ赤ん坊は簡単にかわしてしまう。
「きゅぴ〜!!」
赤ん坊にとっては、この男の怒りも遊びに過ぎないのだろうか。男の怒りもどこ吹く風と言った様子で、赤子は笑う。
またあの耳障りな鳴き声だ。
男は赤子の顔を改めて凝視する。
よく見ると顔も不細工だ。その不細工な顔が歪み、自分を嘲笑うのが不快だった。
思い通りにならない状況に、男はますます苛立った。
その不快感は、赤子がその鳴き声とともに自分の拳を避けたことで倍増した。
「あぁっ!うらあぁぁっっ!!」
とにかく沸き起こる苛立ちを解消しようと、浮かんでいた粗大ゴミを殴りつける。
テレビの画面がひしゃげて液晶が砕け、冷蔵庫の扉がへこんで地面に落ちた。ラジカセは地面に叩き落され、中の部品が飛び散った。
それでも、彼の苛立ちは収まらなかった。結局のところ、イライラの発生源を絶つことはできなかったのだ。
赤子は粗大ゴミが壊れても、ただ手を叩いて「あ〜い!あい!」と、笑うだけだった。
「おい・・・、イライラさせるな・・・」男は呟いた。
だが、赤子は「きゅぴきゅぴ〜」と鳴くだけで、聞く耳を持たない。
男の中で底知れぬ憎悪が沸き立つ。
赤子のような生物を地面に叩きつけようと、再び拳を振り上げる。
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