過去ログ - 【ガルパン】優花里「これは恋ではない」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/07(土) 20:45:11.41 ID:SHdsg/E2o
優花里「学園の敷地内に入ります」

みほ「倉庫の前にあるグラウンドへ出たね」

優花里「やっと着きました」

みほ「昼間なら、向こうに倉庫が見えるんだけど…」

優花里「今は夜だし、こんな天気ですから」

みほ「照準器でも雨で視界が悪くて……」

優花里「倉庫の明かりでも見えるといいんですが」

みほ「雨が吹き込まないように、窓や扉を全部閉めてるだろうね」

優花里「とにかく、その方向へ前進します」

みほ「あれ? 倉庫の方で何か光ってる?」

優花里「光? ……あ、本当です。光が左右に揺れてる……」

みほ「……猫田さんだ」

優花里「えっ。照準器なら姿が見えますか?」

みほ「ううん、雨が激しいからそれは不可能。でも光のある位置が、地面から…」

優花里「そうか。猫田殿が立って、手を上へ伸ばしてる位置なんですね」

みほ「あの人の高い背と、スラッと長い腕。多分、間違いない」

優花里「整備の時に使うライトでも振ってるんでしょうか」

みほ「猫田さんはW号の前照灯が見えたから、私たちが到着したことに気付いて…」

優花里「夜だし、雨で見通しが悪いと思ったから…」

みほ「倉庫の前でライトを振って、進む方向を指示してくれてるんだよ」

優花里「有難いですね」

みほ「優花里さん。停車」

優花里「は? は、はい。停止します」ガクン



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