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2014/06/07(土) 22:01:34.46 ID:BP59jvzO0
男「そうそう。母ちゃん、帰り道の途中で母友さんに会ったよ。ケーキ美味しかった、って伝えといたから」
母「そう? ありがとね。他になにか言ってた?」
男「俺の人生だから好きに生きろって」
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2014/06/07(土) 22:02:31.97 ID:BP59jvzO0
父「男」
男「なんだよ、父ちゃん」
父「母ちゃんを悲しませると、息子でも容赦しないからな」
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2014/06/07(土) 22:03:28.34 ID:BP59jvzO0
母「……はぁ。近所迷惑になるから裏山でやって来な、馬鹿共」
父「そういうわけで、場所を移すぞ」
男「そこがてめぇの墓場だ」
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2014/06/07(土) 22:04:29.78 ID:BP59jvzO0
学校(調理実習)
男「まっ、こんなもんだな」
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2014/06/07(土) 22:05:52.93 ID:BP59jvzO0
男「それはそうと、お前のはなんだ?」
幼馴染「……おむらいす」
男「油でドロドロのケチャップご飯の上に、パッサパサでバッラバラで半分黒焦げのスクランブルエッグが乗ってんぞ」
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2014/06/07(土) 22:06:56.95 ID:BP59jvzO0
男「勉強は中学の頃からずっと一位だもんな。運動だって、テニスの個人戦でインターハイ優勝。幼母さんがお前を自慢する気もわかるよ」
幼馴染「当然の結果だけどね」
男「でも料理は出来ない」
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2014/06/07(土) 22:08:02.17 ID:BP59jvzO0
幼馴染「あんたの、くれるの?」
男「交換してやるだけだ。ほら、そっちのやつ寄越せ」
幼馴染「で、でも、これじゃ……」
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2014/06/07(土) 22:08:50.05 ID:BP59jvzO0
幼馴染「あぁ、リゾットね」
男「どうせ、濃い目に味付けしたんだろ? 味を薄めるって意味で水、焦げの苦みを紛らわす意味で生クリームとチーズだ」
幼馴染「そういう方法で挽回出来るのね。勉強になったわ」
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2014/06/07(土) 22:10:00.82 ID:BP59jvzO0
男「失敗したやつが、どうして上から目線なんだよ」
幼馴染「家事の能力以外は、大抵私の方が上だし」
男「今はその家事の能力が問われる授業だけどな」
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2014/06/07(土) 22:11:21.63 ID:BP59jvzO0
幼馴染「その……あ、ありがとう」
男「礼なんていらねぇよ。一緒に調理実習する時の恒例だろ? 多めに材料を持って来たのはこのためだし」
幼馴染「私が失敗するのはわかってた、って言い方ね」
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2014/06/07(土) 22:13:35.97 ID:BP59jvzO0
夜、俺の目は人生の中で一番冴えていた。
時計を見る。
二十三時五十分。
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