過去ログ - さくらと5人の魔法少女
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:50:54.42 ID:ZCMl8Sjg0
杏子「いた!さやかだ!」

見滝原市街地からやや離れたところにある、ある駅のホーム。
そこに据えられたベンチに、1人座っているさやか。

小狼「・・・こんな所にいたのか。探したぞ」

杏子「アンタさぁ、いつまで強情はってる気?」

さやか「・・・悪いね、手間かけさせちゃって」

小狼(ッ!?この、魔力の気配は・・・!?)ゾクッ

杏子「な、何だよ。らしくないじゃん」

さやか「うん。だって・・・」

―別にもう、どうでもよくなっちゃったからね―

杏子(!?)ゾクッ

目の前にいるのは、確かにさやかだ。
だが、自分達の知っているさやかとは、全く違う気配を纏っていた。

それは――絶望。


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