182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:33:46.42 ID:kRt0dLOA0
 桜「・・・・・・・・・え?」 
  
 一瞬の硬直の後、ボン!と、桜の顔が茹でタコよりも真っ赤になった。 
 あの額の上に水入りのヤカンをおいたら、一瞬で沸騰しそうな位に。 
  
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:34:12.91 ID:kRt0dLOA0
 桜「あはは、小狼くん顔真っ赤!!あははは!!」 
  
 小狼「くっそ・・・、待てコラ!」 
  
 桜「こっこまーでおーいでー♪」 
184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:34:51.29 ID:kRt0dLOA0
 仁美「あ、すみませんが用事を思い出しましたわ!ではこれにて・・・!」 
  
 その場からの即時離脱を謀る仁美だったが、背後から両肩をガッシリと掴まれる。 
  
 さやか「まぁいいじゃん。ちょっとあそこでお話しよっかー」 
185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:35:26.11 ID:kRt0dLOA0
 アナウンス『本日午前7時、突発的異常気象に伴う避難指示が発令されました』 
  
 アナウンス『付近にお住まいの皆様は、速やかに最寄の避難場所への・・・』 
  
 空を埋め尽くす、一面の分厚い灰色の雲。 
186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:35:51.56 ID:kRt0dLOA0
 QB「やぁ、準備は万全のようだね」 
  
 杏子「随分と懐かしい顔じゃねぇか。一生見たくなかったけどな」 
  
 そういえば、ここの所キュウべぇを全く見かけていなかった。 
187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:36:24.23 ID:kRt0dLOA0
 桜「ほむらちゃん、今は、1人じゃないよ」 
  
 先程のキュウべぇの言葉がかなり効いたのか、 
 肩を震わせているほむらに、桜が優しく声をかける。 
  
188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:36:54.56 ID:kRt0dLOA0
 ゆらり、と。 
 雲の向こうに、巨大な影が映る。 
  
 ほむら「来るわよ。皆、作戦通りに」 
  
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:37:25.85 ID:kRt0dLOA0
 桜「"駆"(ダッシュ!)」 
  
 桜のカードの力が発動し、全員にその力が行き渡る。 
 全員の機動力が数倍に上がり、各々が持ち場へと走り出した。 
  
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:38:02.53 ID:kRt0dLOA0
 銃撃、雷撃、歯車、そして100発近い砲弾が命中し、ワルプルギスが一瞬で爆炎に包まれる。 
  
 さやか「うおおおっ、何!?」 
  
 ほむら「第2陣、攻撃!」 
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:38:32.08 ID:kRt0dLOA0
 地面に墜落したワルプルギス目掛け、小狼とさやか、杏子が走っていく。 
 遠距離でダメなら近距離で、と思ったのだが。 
  
 桜「な、何あれ!」 
  
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:39:05.36 ID:kRt0dLOA0
 桜「行ける!効いてるよ!」 
  
 ほむら「立て直す隙を与えないで!このまま押し切るわ!」 
  
 もちろん、ワルプルギスも黙ってやられてくれる筈もなく、再び無数の触手で襲い掛かってくる。 
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