20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:29:44.32 ID:ZCMl8Sjg0
そう言い残し、キュウべぇは窓から去っていった。
桜「ところで、この街にはマミさんの他に魔法少女はいるんですか?」
マミ「う〜ん・・・、私の知る限りでは、今のところはいない筈よ。キュウべぇが契約しているのなら別だけど」
小狼「そういえば、素質のある子がどうのとか言ってたな」
マミ「それに、魔法少女は必ずしも味方同士とは限らないのよ」
桜「魔女を倒したときに手に入る、ええと・・・?」
小狼「グリーフシードな」
桜「そ、それです!それの取り合いとかが起こるからですか?」
マミ「その通りよ。悲しいけれどね」
だから先程、キュウべぇに対してああ言ったのだろう。
もしかしたら、彼女は魔法少女同士で戦った事があるのだろうか。
それから、どこから来たのとか、この街はどういったところなのだとか。
そして話しているうちに、この街は友枝町とは違う世界にある、ということも分かった。
色々と質問したり喋ってるうちに、窓の外はオレンジ色に染まっていた。
マミ「あら・・・もうこんな時間ね。そろそろ帰ったほうがいいわ」
その言葉を聞いて、ハッと我に変える2人。
この世界へ強制的につれて来られたため、当然のことながら、帰る場所など無い。
桜(しゃ、小狼くんどうしよう、何所に帰れば・・・)ヒソヒソ
小狼(持っている金だと・・・格安のホテルでギリギリ2日分、って所か・・・)ヒソヒソ
桜と小狼、2人の財布の中身を合わせても、お金が足りない。
まぁ、2人は一般の中学生なのだから無理も無い。
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