6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 22:17:46.27 ID:ZCMl8Sjg0
放課後。
桜、小狼、知世の3人は、買い食いしたクレープを頬張りつつ帰路に着いていた。
桜(はぁ、それにしても今朝の夢、何だったのかな?)
夢の内容を思い出し、身震いする。
世界が終わる夢など見たくも無いし、思い出したくも無い。
知世「明日は土曜日ですが、お二人はご予定などございますか?」
桜「お父さんは発掘で、帰りは日曜日の夜だし、お兄ちゃんは合宿だから私は特に・・・小狼くんは?」
小狼「俺も特に用事は無い。何かあるのか?」
知世「えぇ。実は新作の衣装が完成しましたの!是非それをお2人に着ていただきたく・・・!」
目をキラキラと輝かせながら言う知世。
桜と小狼は、またか、と軽いため息を吐く。
桜(2週間前にも新作が出来たって言ってたよね・・・確か)ヒソヒソ
小狼(相変わらず、凄いペースだな。個人で衣料品店が出店出来るんじゃないか?)ヒソヒソ
知世「我が家の特設ステージで、新しい衣装に身を包むさくらちゃんと李君!
対立する2つの家・・・禁断の恋・・・、素晴らしいですわーーー!!!」
桜「あ、あはは・・・」
一方の知世は、既に自分の世界に入り妄想を膨らませている。
その様子を横目で見ながら、桜はクレープの最後の欠片を口に頬張った。
その瞬間。
227Res/194.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。