過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/06/08(日) 21:32:16.44 ID:3KWgdx+c0
出来上がったハンバーグが皿に乗せられる。
甘そうな人参のグラッセを添えて出された。
続いてオティヌスが作っているのは、どうやらゼリーらしい。
板ゼラチンを丁寧に溶かしている様は実に家庭的。
フィアンマはトールの向かい側に腰掛け、人参グラッセの余りを食べている。
「んで、食って良いのか?」
作った本人に聞いてみる。
「俺様に聞いているのか? 問題ないが」
「わかった。いただきます、と」
手を合わせ、調理室備品の地味な箸でハンバーグを割る。
じゅわ、と真ん中から美味しそうな肉汁が溢れ出した。
白飯が欲しくなるが、そんなサービスは流石にない。
「ん」
ぱく、と一口口に含む。
「………一応、口に合わない場合はジュースで流し込んで構わないぞ」
林檎ジュースの入ったペットボトルを手に、フィアンマはおずおずと申し出た。
彼女の得意料理なのだが、料理とは結局受け手の評価次第で決まるものだ。
ハンバーグには、手作りと思わしきトマトソースがかかっている。
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