過去ログ - 【安価とコンマで】提督ＴＲＰＧ【艦これ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価とコンマで】提督ＴＲＰＧ【艦これ】

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129:ＧＭ ◆ECYIAy5xQs[saga]
2014/06/08(日) 11:20:53.46 ID:LbKt7e7x0
　《提督ガ鎮守府ニ着任シマシタ。コレヨリ艦隊ノ指揮ヲ執リマス》

　――連絡船を降りたあなたの目の前には、これからあなたが過ごす事になる鎮守府が佇んでいる。
　内地への勤務を蹴ったのは必然だった。慰留を押し切って最前線での勤務を望んだあなたを、周囲は益荒男よ日本男児よと賞賛したが、あなたにとっては笑止千万である。
　あなたには必要なのだ。広大な戦火と、それに伴う巨大な戦果が。誰もが憂うこの時代に産まれてきたことこそが、あなたにとっての幸運だったのかもしれない。
　あなたには、勝利し、戦功を挙げ、昇進することが求められている。あなたの望みもまったく同じだった。が、あなたはさらにその先までも求めている。それを知る物は誰もいない。

　あなたに近づいてくる人影があった。見れば、六名の美しい少女たちであった。
　整列し、一斉に敬礼する彼女たちに、完璧な答礼を返す。

鈴谷「えっ…と、「あなた」の着任を歓迎いたします、提督。これより我ら艦娘総員六名、あなたの指揮下に入ります！」

＞ご苦労、楽にせよ。

鈴谷「え、いいの？　あーよかった。大和ねーさんも陸奥ねーさんもいるのに何で鈴谷が秘書艦なんだって思ってたけど、いい人そうじゃん――って痛い！」
陸奥「こら、楽にせよと言われたら『休メ』の号令でしょ、鈴谷」
鈴谷「え、うわ、ごめーん。休メヤスメ――って痛い！」
大和「こら、号令を掛ける時にはちゃんと声を張りなさい、鈴谷」
鈴谷「うう…ホントになんで鈴谷が秘書艦なんてやってるんだろ……」

　目の前で始まった寸劇に目を丸くしたあなただったが、苦笑とともに首を振った。

＞構わない、本当に楽にしてくれ。

　近くにきた二人の少女があなたに笑顔を向ける。

飛龍「正規空母と装甲空母の飛龍と大鳳です。我々二人、空母戦ならどんな苦境でも戦えます。どうかよろしくお願いします」
大鳳「提督、あなたと機動部隊に勝利をお約束します」

　あなたは頷き、二人とそれぞれ握手を交わした。
　そこにもう一人少女が近づいてくる。

青葉「どうも！　重巡、青葉です。よければ着任の心境などお聞かせください！」

＞そうだな…

１：にぎやかな艦隊だな。楽しくやれそうだ。
２：正直、圧倒されているが、何とか慣れていきたいところだ。
３：ここは女学校か？

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