過去ログ - ハニー・ポッター「死の、秘宝……?」
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52: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2014/06/08(日) 14:17:13.59 ID:gvlf9LyJ0
ラブグッド「ごふっ、ごほっ、に、『ニワトコの杖』が今、どこにあるや。歴史的にはロクシアスを打ち負かしたアーカスとリビウスのどちらかということになっている。いや、それともまったく別の誰かに……あぁ、ロマンだなぁ」

ロン「結局この一言なんだろうなこういうのが熱中しちまうのって……そっちは収まったかい、ハニー」

ハニー「えぇ、もう借りてきたネコみたいにおとなしいわよ」

ハーマイオニー「フーッ、フーッ、なん、なんで、こんな展開に、フーッ」

ロン「違う方向で息荒げてらつづけてよどうぞ」

ハーマイオニー「ごめんよこれ以上脱線は……ラブグッドさん、最後にひとつだけ」

ラブグッド「なんです、想像力欠乏症さん……?」

ロン「お、おいやめとけよ最後の質問が最期の質問になっちまうだろ」

ハーマイオニー「イグノタスという人は、『秘宝』に何かかかわっているのですか?」

ラブグッド「! なんと……お嬢さん、いや、ミス・グレンジャー……数々の無礼を許してください……あなたも、『死の秘宝』を追い求める人材だったとは……まさかその名前までたどり着いているなんて」

ロン「イグノタスって誰だい?」

ハニー「私のパパとママのお墓の近くにあったのよ、その人のお墓も」

ラブグッド「そう、イグノタス・ペベレル!彼の墓に刻まれた印こそ、この『秘宝』の存在をゆるぎないものとする確かな証拠!物語の三兄弟とは、すなわち、はるか昔のゴドリックの谷に実在した非常に優秀な魔法使い、アンチオク、カドマス、イグノタス・ペベレルだといわれている!!」

ハーマイオニー「……三人兄弟なんてほかにいくらでも……」

ラブグッド「なんと、なんと、こんなに話がはずむとはね、あぁ!もっと続けたいのですが、きっと……そろそろ……?」

ハニー「なぁに?あぁ、ルーナが戻るのかしら……そういえば遅いわね、もう日も落ちるのに」

ラブグッド「えぇ、えぇ、そうでしょう……夕食の準備をしてこよう。食べていってくれるだろうね?待っているんだ、頼むよ……?」

ガタッ、 バタバタバタバタッ

ハニー「……どう思う?」

ハーマイオニー「ばかばかしい、時間を無駄にした、誰が堅物よ誰が、の一言ね」

ロン「ほんと、おったまげだよな。よくある御伽噺にあそこまで……『君子危うきに近寄らず、喧嘩はするな、眠れるドラゴンを起こすな、目立つな、余計なことをするな、それで万事オッケー』それだけさ。あ、全く守れてないや。ごめんよママ」


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