5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/08(日) 01:13:53.48 ID:iv4KO9fq0
「とうまだけかも、私のこと信じてくれたの」
グサッ。痛え、痛えぇよ。主に心が。結構キタよ。そんな目で俺を見ないで。
名前呼びも結構痛いよマジで。
「それに見ず知らずの私にご飯食べさせてくれるなんて……
優しい人なんだね、とうまは」
クリティカルヒット。会心の一撃。急所に当たった。ヤバい泣きそう。
「だから、あり――――――――」
「すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあああああ!!!!!」
ごっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!
致命傷くらったぁっぁぁあっぁぁぁぁぁああああああ!!!!!無理だろもう。良心の呵責がやべえよ。
「なんで謝るの? とうまは何も悪くないよ?」
「あががががががががががっがあがああああああああああ」
「とうま?」
「本当にすいませんでしたぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」
俺は力いっぱい叫びながら正座し頭を床に着ける。つまり土下座。
マジでゴメン、インデックスぅ…ごめんなさい、ごめんなさい……
「と、とうま何してるの? そ、そんなのいいよ」
「お前が許しても俺が許せねえ!! お詫びに腹膨れるまで食べてってくれホントに!!」
頼むぜホントに。そうでもしないと俺も生きてけねえよ……
この日、俺の家の冷蔵庫の中身はすっからかんになった。
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