過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/08(日) 04:11:24.13 ID:77BaRI4I0
絵里「ど、どうかしらねー?でも元は真姫の家の財産な訳だから無理じゃないかしら?」

真姫「ま、まあね。でもそうね。見つけた人には一割くらいはあげてもバチは当たらないんじゃないかしら?ハハハッ。」

希「いや、うちはこれはそのまんまやと思うで。見つけた人に全部あげるんやと思う。」

真姫「!?っ・・・何故そう思うの?希?」

希「簡単な話や。碑文にそう書いてあるからやで。」

確かに碑文には見つけたものに授けると書いてある。

希「そもそも真姫ちゃん家のおじい様は何で遺産を隠したんやろうな?しかも莫大な遺産やで?普通なら家族に何も無く与えるのが普通と違う?」

亜里沙「確かにそうですね・・・。遺産なんて本人の死後、一番デリケートな問題です。家族同士ですらいざこざが多いと聞きますし・・・。」

希「そうやろ?こんな見つけた者に・・・なんて文章を残したらそれこそ西木野家が遺産を相続するのにノイズにならへんか?」

碑文の一部に書いてある、『解いた者に授ける』は西木野家が遺産を受け取るのを危ぶむ意味しか持たないという事だ。

海未「そうですね・・・。遺産とは家族に遺す物です。それを隠したという事は考えられるのは・・・。」

花陽「・・・。」

ことり「・・・。」

真姫のおじい様と西木野家は仲が良くなかった。それは今この場にいる全員が想像できた。

真姫「ちょ、ちょっと待ってよ!別にそれだけで仲が悪いって考えるのは総計よ!もしかしたら面白半分で・・・。」

希「面白半分で隠すような額やないと思うで?何がどれほどあるのかは知らんけどな?」


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