過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」
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206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/08(日) 18:44:02.68 ID:77BaRI4I0
にこ「い、いや・・・。お願い。誰にも言わないから!お願い!」

男B「もちろんにこちゃんを信じているよ。君が誰にも言わなければ俺たちは誰にも見せるつもりはないよ。」

男A「ま、そういうわけで。よろしくお願いしますよ!にこちゃん。」

にこ「い、いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

にこはこの日、運命の袋小路に巻き込まれた事を知った。

それからも、これが続いた。

男たちの要求はとどまる事を知らない。

最初は『普通』の要求でもだんだんと『特別』な要求になっていった。

それでもにこはこれで家族が平穏な生活を出来るならと耐えた。

しかし、時が経つにつれ、男たちがにこを呼ぶ回数は増えて行った。

それは今やにこのささやかな平穏を犯し始めた。

平穏な日常を守るために身を捧げたはずの行為なはずなのに

・・・今はそれによって平穏を犯される。

にこは男たちに何故、体を捧げているのか、その意味がわからなくなっていった。

にこには相談できる友達はいなかった。

いや、親友は昔と違って沢山できた。でもだからこそ、親友だからこそ言えない事もある。

誰が親友に、自分が家族の借金のツケを体で払っていると言えるのだろうか・・・。

また、言ったからってどうなるものでもない・・・。


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