過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/08(日) 04:21:14.76 ID:77BaRI4I0
穂乃果「そんな〜。ここまできたのに〜。あってると思うんだけどなぁ〜。」

穂乃果は碑文のメモを逆さにしたり、横にしたりする。どうにも解らなかった。

亜里沙「今日はここまでですかね・・・。穂乃果さん、無駄骨でスイマセン・・・。」

穂乃果「ううん、私は楽しかったよ!ありがとう!」

亜里沙「いえいえ、あ、穂乃果さん、最後の英語の綴り間違ってますよ?」

亜里沙が指を指したのはこの碑文に書いてある最後の行。真姫の祖父の名前だった。

穂乃果の書いたメモにはRとあるが本当はLだ。

穂乃果「あ!いけないいけない!人の名前を間違えるのはいけないね!年下に言われるなんて反省反省!」

亜里沙「フフフ。紛らわしいですよね。ローマ字の綴りって。」

穂乃果「本当だよ!他は日本語で書いてあるのになんで名前だけローマ字なんだろ!読みにくいよね!」

亜里沙「フフフ。確かにそうですね。ここだけなん・・・で・・・ローマ字・・・。」

・・・。

そんな事考えても無かった・・・。言われてみれば、確かにそうだ。あえて、この名前だけをローマ字にした理由・・・。

真姫の爺様は洋裁かぶれとかそんな事だろうと思って気にしなかったが・・・。

名前だけがローマ字な理由を考えたとき、

亜里沙「あっ・・・・あっ・・・・!」

全てのピースがつながった。

亜里沙の心臓がバクバクとなり始める。それは確信めいた考えだった。

穂乃果「亜里沙ちゃん・・・?どうかしたの・・・?」

穂乃果は何かまずい事を言ったのかと亜里沙を見る。亜里沙は目をカッと開けて、

亜里沙「穂乃果さん!あなたは天才です!!」


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