過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/08(日) 04:29:03.22 ID:77BaRI4I0
亜里沙「この屋敷の階段は一つしかない。つまり、下に降りるにはこの階段を使うしかない・・・。」

黒い女「どうするの?一日目が終わった訳だけど。」

何もない所から黒い渦が出る。それはどんどん広がっていき、ある女の形を作った。

黒い魔女だ。

亜里沙「どう、とは?」

黒い女「明日には誰かが殺される。それはもう運命で決まっている事だわ。あなたは真犯人を見つけたいのでしょ?」

亜里沙「そうですね。だからこんな所で油を売っていないで、今から行動しろと?」

黒い女「そうよ。ま、いつどうやって、何人殺されるかはわからないけれど、それでも見張るくらいは出来るはずよ。」

殺人事件が発生してから警察なり探偵が行うのはアリバイ調査と決まっている。

それは地盤を固めるのに必要な行為だからだ。

が、それを調べる警察はここには来ない。

亜里沙は前回の1日目ので見た天気予報の記憶から2日目は雨と激しい風が来る事を覚えている。

ここはクローズドサークルの環境下で起きる殺人事件。そういう魔女の『シナリオ』なのだ。

その警察の代わりに亜里沙がアリバイを10人全員調べなければいけない。



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