過去ログ - 絢瀬亜里沙「犯人は・・・あなたです。」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/08(日) 04:43:28.35 ID:77BaRI4I0
雪穂「えっ・・・いやああああああああああああああ!!!!」

毛布に赤いシミがついている。いや、それはシミというほど小さいものではない。

雪穂「なにこれぇ!?何これぇ!!!」

まるでハスの葉のような、それは模様だった、赤く、黒いハスの葉の模様が希の毛布を彩っている。

雪穂「・・・っ!」

雪穂の嫌な予感が頭を過る。

雪穂は希の毛布を指でつまみながら剥ぐ。布団は水滴を吸っているからか、重く感じた。

雪穂「はぁはぁ・・・んっ!」

雪穂は勢いよく、何かを振り払うように掛布団をはぐ。

雪穂「いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

この模様は何を塗料に描かれたのか・・・その塗料は希の首から溢れんばかりに出ていた

希の首を中心にそれは飛び散っていて喉の中はそれでいっぱい!

中は筆で泡立てた様に気泡が沢山あって、その液体が首から、口から、目からでていた。

雪穂「いやああああああああああああああああああああ!!!!」

希の首は見下ろしたら喉の奥まで見えるのではないか。それほど深く切られていた。

ここまですっぱり切るならば相当鋭利な刃物でなければここまでの切り口はできないだろう。

雪穂「これは、し、し、し、死んでる!」

雪穂は一刻も早く希の部屋から出る。

それは、これ以上この部屋を荒らしてはいけないと思ったのと、

この呪われた血なま臭い部屋にこれ以上いたら自分もその仲間入りしてしまいそうで・・・。

雪穂は急いで絵里達の所に向かうのであった。


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