6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:33:15.69 ID:yuWuwiw0o
「お邪魔するわね」
「どうぞどうぞ」
えりちは何度かこの部屋には招いてて。
7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:33:41.79 ID:yuWuwiw0o
1番付き合い長いからかな。えりちといるとやっぱり落ち着く。
紅茶を淹れて、適当なお茶菓子を用意して。
「どうしたん?急に来るなんて珍しいやん」
8: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:34:37.43 ID:yuWuwiw0o
「たまには、2人で話すのもいいでしょ?」
「うん、そやね」
そういえば、最近はμ’sとして行動することが多くなって。
9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:35:06.94 ID:yuWuwiw0o
思い出すだけで顔がにやけちゃうくらいには。
「ふふ、いい顔してる」
「そ、そう?」
10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:35:35.56 ID:yuWuwiw0o
「今来たのはね、希に改めておめでとうってことと……お礼を、言いたくて」
なんだかちょっぴり恥ずかしそうに。
「お礼? うちはなんもしとらんよ?」
11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:36:04.98 ID:yuWuwiw0o
「まずは、頑なだった私に話しかけてくれて」
「生徒会副会長としても支えてくれて」
「μ’sに、出会わせてくれて」
12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:36:32.78 ID:yuWuwiw0o
顔を赤くしながら、えりちはそんなこと言ってくれて。
なんなんよ、急にそんなこと……。
嬉しくて、泣けてきてしまうやん。
13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:36:59.26 ID:yuWuwiw0o
「えりち……ありがとうは、うちのセリフ」
「こんなうちと、友達になってくれてありがとうな」
そんな風に言うのが精一杯で。
14: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:37:29.16 ID:yuWuwiw0o
「こんな、なんて言わないの。希は、私の親友よ」
「えりち……」
「辛いことがあったらなんでも言って?できることならなんだって力になるわ」
15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:38:27.12 ID:yuWuwiw0o
「えりちぃ……」
「あらあら、甘えん坊さんね」
「いいやん、たまには泣かせてよ」
16: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/09(月) 01:38:53.74 ID:yuWuwiw0o
ゆっくり静かな時間が流れて。
泣き止んだ後はたくさんおしゃべり。
とっても楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていくもので。
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