過去ログ - 勇者「魔王城行きの馬車？」 -SS速報VIP

過去ログ - 勇者「魔王城行きの馬車？」

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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/09(月) 21:09:42.50 ID:S1SLg54z0
まだお目覚めにならんのかね？

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 07:58:57.69 ID:jDqTxLYDO
～　たたかい　～

刺客１「どりゃー！」

刺客２「でりゃー！」

33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 08:15:36.62 ID:jDqTxLYDO
勇者「ラスト！」

刺客３「やーらーれーたーッ！！」

ドサッ

34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 09:28:12.37 ID:jDqTxLYDO
～　瓦礫と化した部屋　～

勇者「くっ、……自爆だと？」

　キンと耳鳴りがした。脳を揺らしたか、激しい吐き気と目眩が襲って来る。

以下略

35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 09:53:30.41 ID:jDqTxLYDO
～　かたりおわり　～

勇者「後の事は覚えていない。気が付けば魔王城から遠く離れた山の中だった」

商人「でも勇者くんは魔王を倒した事になったのだろう？

以下略

36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 10:14:20.36 ID:jDqTxLYDO
勇者「そうか、道理で胸の痛みも消えていたわけだ。
　　　キミも、オレを迎えに来たのか」

商人「はは、勇者くんはたくさん恨みを買っているようだね？
　　　あやうく先客に取られてしまう所だったよ」

以下略

37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 11:27:38.34 ID:jDqTxLYDO
　むかしむかし、ある村に将来を誓い合った少女と少年がいました。
　しかし悪者たちの手によって、少女は無理やり少年と引き離されてしまいます。
　新たな土地で少女を待っていた日々は、それはもう地獄のような毎日でした。
　戦争のための広告塔としての洗脳教育に、社交的な場に必要な稽古。
　少女のベッドのシーツが涙で濡れない日はありません。

以下略

38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/10(火) 11:30:51.20 ID:v5SjJYCXo
おもしろい

39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 11:56:37.64 ID:jDqTxLYDO
勇者「お、おまっ……おまえっ！？」

魔王「落ち着いてー、わたしに合わせて深呼吸ー、さん、はい！
　　　コーホー、コーホー、……息が出来ない！？」

以下略

40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 13:46:01.59 ID:jDqTxLYDO
勇者「魔王？　どうし……」

魔王「甘えないで！」

勇者「……っ」

以下略

41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga　sage]
2014/06/10(火) 14:41:27.35 ID:jDqTxLYDO
勇者「……しゃあねえな、継いでやるよ」

魔王「え？」

勇者「聞こえなかったか？　お前の遺志を継いでやるよ。

以下略

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