過去ログ - もしもあの時綾波レイの怪我が本編より少しだけ軽かったら
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[sage]
2014/06/26(木) 23:58:32.51 ID:NlMqV32T0
==== 夜 市内 とあるラーメン屋台 ====
店員「――はい、フカヒレチャーシュー大盛りとニンニク、チャーシュー抜き」ゴトッ
アスカ「はーい」
レイ「はい」チラ…
ミサト「いいわよ、二人とも。のびないうちに食べ始めちゃって」
アスカ「じゃ、遠慮なく。いっただっきまーす」
レイ「いただきます」
割り箸を割るアスカとレイ
ミサト「みんな、ホントに良くやってくれたわ。お疲れ様」
アスカ「とうぜ〜ん! アタシたちにかかれば、ま、ざっとこんなものよ」ズズ…
ミサト「――どう? シンジくん。今までいろいろあったのかもしれないけど、碇司令、ちゃんと見ててくれたじゃない」
シンジ「……」
ミサト「どしたの? 嬉しくないの?」
シンジ「ううん……ミサトさんの言うとおりかも知れないって。初めて褒めてくれたんです……初めて、褒められるのが嬉しいと思った」
ミサト「……」
シンジ「父さん……僕のこと、認めてくれたのかな……」
包帯を巻いた手を試すように握ってみるシンジ
微笑んでいるミサト
店員「はい、お待ち――」ゴトッ
ミサト「来た来た。ほらシンちゃん、食べましょ」
シンジ「はい」
割り箸を割るミサトとシンジ
レイに耳打ちするアスカ
アスカ「ほら、バカシンジのやつ、今日はだいぶポカポカしてるみたいじゃない」ヒソヒソ
一瞬、不思議そうな顔するが、微笑んでまた食事に戻るレイ
シンジ「……えっ、何?」
アスカ「何でもなーい」ズズ…
目をしばたたくシンジ
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