10: ◆A4ItUlGA/6[saga]
2014/06/11(水) 18:06:58.10 ID:p0Lin/1l0
スウウ…
SPW「お、おさまった……」
トンペティ「……」
ディオ「何のマネだ……」
ディオ「今、このおれの体を流れる波紋を感じ取ったな? 何かを見られたような奇妙な感覚があった……いったい何を見た!」
トンペティ「……そなたの運命を」
ディオ「何ィ?」
ストレイツォ「これこそが老師トンペティの力なのだ」
ダイアー「さよう。老師トンペティはツェペリさんの死の未来をも彼が修行を始める前から予言していた」
SPW「すげえ……」
ディオ「……!」
トンペティ「全ての者にこんなことをするわけではない」
トンペティ「君が心の良い人間ならば、このまま生き様を見届けていただろう」
トンペティ「しかし君は……完全にはそうではない。だから、読まねばならなかった」
トンペティ「ツェペリの遺志を継いだ君と、その運命にどのような流れがあるのかを。最悪の未来か、それとも……」
ディオ「おれの運命を読んだだと?」
ディオ「面白い! おいぼれのたわ言とは思うが、言ってみるがいい」
トンペティ「……」
ディオ「言え。ツェペリのヤツにも教えたのだろう」
ディオ「あの男は、だから自分の死をああも簡単に受け入れたのだろう」
ディオ「だがこのディオは違う! きさまから予言を聞くのは、これからおれの前に立ちはだかる運命を砕く覚悟を決めるためだ!」
ディオ「さあ言え! たとえジョジョに殺されるとかいうふざけたことを言っても……今だけは怒りを抑えておいてやる!」
トンペティ「……よかろう」
トンペティ「そなたはこれから数奇な人生を歩む」
SPW「」ゴクリ
トンペティ「あらゆる出会いをするが、どれも良き出会いではなく……」
トンペティ「己が産んだ悪徳と! 気高き乙女の逆鱗に触れ! 呪わしき命運尽き果てるであろう……!」
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