4: ◆A4ItUlGA/6[saga]
2014/06/11(水) 17:52:31.98 ID:p0Lin/1l0
ジョナサン「きみは……ええと、誰だっけ」グスッ
ポコ姉「あなたに攫われた女よ。でも、あなた私に触りもしないもの……ねえ、なぜさっきから泣いているの?」
ジョナサン「いや、実は試してみていたんだ」
ポコ姉「?」
ジョナサン「ぼくの知り合いにウソ泣きのうまい人間がいてね。それをちょっと思い出して、泣くような気分でないのに泣くのはどんな気分かというのをね、知っておきたくて」
ジョナサン「しかしだめだな、さっぱりだ」
ジョナサン「何も心に響かない」
ポコ姉「……」
ジョナサン「というか、腹が減るだけだな」
ドサアッ
ポコ父「う、うわああ! ポコーッ!」
ポコ「う……」
ポコ父「なんて酷ぇ怪我を……! 早く医者に見せねえと死んじまう!」
ディオ「よその家のガキまで同じ目にあわせたくなければ、今夜は戸締りをよくして一歩も外に出るんじゃあないと町のヤツ等に伝えておけ」
ポコ父「バ、バッキャローッ! 医者に見せねえと死ぬっつってんだろーが!」
ディオ「一晩くらいはもつ。大げさだぜ」
SPW(確かに)
SPW(……しかし、よくも生きていられたもんだぜ。あのディオがポコの治療に波紋を使うとは意外だったが……)
SPW(ディオ! 認めたくはねえが、こいつは変わった!)
SPW(いいほうにか? 悪いほうにか? そんなこと、おれには判断できねえが……とにかく、吐き気を催すゲロ野郎から、『何か』に……変わっている!)
ディオ「……」
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