過去ログ - 僧侶「私達には使命があります」勇者「嫌です」
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1: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:00:09.13 ID:UUMCzj2B0
勇者「嫌です」

僧侶「まだ何も言ってませんが」

勇者「さっきあんたが言ったことを復唱する。最近、この世界に強い魔物が増えつつある。これは500年前、勇者に封印された魔王が蘇ろうとしているからに違いない」

僧侶「伝説の勇者様は『魔王は再び目覚めるだろう。その時は、また我々が魔王を封じよう』と言い残しております。そして私達5人は、その伝説の勇者一行の生まれ変わりなのです」

勇者「話の流れからして、俺たちが魔王を封印しろというのでしょう。嫌です」

僧侶「な、何故」

勇者「理由を話せと言うか。なら理由は3つある」

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2: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:00:45.07 ID:UUMCzj2B0
勇者「一つは、俺は魔物と戦ったことがないからだ。何故戦ったことがないか?それは魔物が怖いからだ」

僧侶「レ、レベル1でも大丈夫です、最初は弱い魔物を倒して経験を詰めば…」

勇者「弱い者いじめしろってことか?最低な僧侶だな」
以下略



3: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:01:16.40 ID:UUMCzj2B0
魔法使い「もぉヒッドイなぁ〜。そりゃあたしは魔法学校の劣等生だけどぉ、まだまだ強くなるもん!」

メイド「…」ドヨーン

踊り子「ウフフ、ボウヤの言う通りね♪」
以下略



4: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:01:45.11 ID:UUMCzj2B0
魔法使い「んもー、前世の約束ってもう無効じゃん!500年もたって生まれ変わったらそりゃあ、職業も違ってるよぉ!」

勇者「そんな中、前世と同じ道を辿ってる魔法使いちゃんマジミラクルエンジェル。そんなロリっ娘魔法少女、俺的にはストライク」

僧侶「ストライクゾーン広いです…じゃなくて、『封印の力』は私達5人に受け継がれているのです、ですから私達がやるしかないのです!」
以下略



5: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:02:14.52 ID:UUMCzj2B0
僧侶「えと、魔法使いさんはどうしてですか!?」

魔法使い「だって学校があるもん。それに友達と会えなくなるのもやだもん、皆と学校生活送りたいもん!」

メイド「…リア充かよ」ケッ
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:02:44.75 ID:UUMCzj2B0
僧侶「わかりました踊り子さん、ヒロインは貴方です。勇者様は差し上げます」

踊り子「あら、いいのォ?」

勇者「何か勝手に差し上げられちゃったよ」
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:03:23.41 ID:UUMCzj2B0
僧侶「どうぞこれを。金一封です」

勇者「普通に金で解決した」

僧侶「教会に集まったお布施です。本当は旅の資金にしたいと思いましたが…勇者様が旅を嫌がる理由については、もうお金で釣るしかないんです」
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:03:56.77 ID:UUMCzj2B0
僧侶「せやっ」ドガッ

勇者「ゲフッ」

メイド「うわー…普通に殴りおった」
以下略



9: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:04:28.61 ID:UUMCzj2B0
僧侶「それから500年…予言通りの年月日、その場所で私は生まれました。私は幼少より、勇者一行の生まれ変わりとして、僧侶として厳しく修行させられてきました…そんな幼少期を送ったからこそ、今では僧侶としてそれなりの力を身につけることができたのです。ですが…私には、誰にも言っていない夢がございました」

勇者「そ、その夢とは?」フラフラ

僧侶「暗殺者です」
以下略



10: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:05:01.60 ID:UUMCzj2B0
僧侶「神の使いとして厳しく躾けられた反動か…人道に反する職業に憧れを抱いてしまったのです。これは私の抱える深い闇…そして私は、その闇を制御できなかった…」ベキィ

踊り子「制御できなかった…まさか」

僧侶「そう…私は隠れて、暗殺者としての修行を行っていたのです」ドゴォ
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:05:30.52 ID:UUMCzj2B0
魔法使い「とりあえずパパとママと、あと学校の友達と先生に事情を話しておきたいんだけどぉ…」

僧侶「そうですね。他の皆さんはご家族さんへの連絡はよろしいですか?」

勇者「あ、大丈夫っす」
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:06:13.22 ID:UUMCzj2B0
僧侶「呪縛の魔法!からの急所突きッ!」ベキッ

踊り子「武闘の舞、せやッ♪」バキッ

メイド「喰らえ、特性爆弾…ニヒヒヒヒヒ」ドゴーン
以下略



13: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:06:42.00 ID:UUMCzj2B0
踊り子「じゃあ勇者ちゃんは預かり屋のスキルを活かして、荷物持ちってことで♪」

勇者「荷物預かりはスキルじゃなくて倉庫があるからできたんですが」

メイド「ゴチャゴチャ言ってねーで持て、カス」ドサッ
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:07:24.28 ID:UUMCzj2B0
>勇者は毒霧を吐いた!

魔物「グアアアァァ」

魔法使い「良かったね勇者君!上手いこと毒ミミズを吸収して、毒の技を覚えたね!」
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:08:03.31 ID:UUMCzj2B0
踊り子「さては…片思いの人がいるんだ〜♪」

魔法使い「ちょ、やだぁ踊り子さん!そ、そりゃ友達としては好きだけど、そんな恋愛なんて」カアアァァッ

踊り子「ウフフ、魔法使いちゃんたらか〜わいいッ♪」
以下略



16: ◆WnJdwN8j0.
2014/06/12(木) 12:08:32.79 ID:UUMCzj2B0
踊り子(へぇ〜、なかなかのイケメン君じゃない)

僧侶(そこそこの魔翌力も有しています)

魔法使い「同級生男君、え、えっとね、その…」モジモジ
以下略



17: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/12(木) 12:09:35.67 ID:UUMCzj2B0
すみません、sage忘れていました


同級生男「おっと、用事があるんだった。それじゃ、またな」

以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/12(木) 12:10:04.68 ID:UUMCzj2B0
踊り子「わぁっ、この魔法のビキニ、値段も高ければ露出も高いわ〜。きゃあ、こっちのムラムラアーマーも過激ィ」

勇者「好きなの買いますよ踊り子さん」

踊り子「んもォ…エッチなんだから♪」ツンッ
以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/12(木) 12:10:49.41 ID:UUMCzj2B0
踊り子「とりあえずお財布は僧侶ちゃんが持っているし、装備については合流してから相談しましょう」

勇者「そうですね。…うん?あれは」

>同級生男は何だかソワソワしている…
以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/12(木) 12:11:29.87 ID:UUMCzj2B0
同級生女「同級生男との初デートだから、洋服選ぶのに時間かかっちゃって…反省」シュン

同級生男「あはは、その分こんなに可愛くなって来てくれたじゃないか…それだけで待った甲斐があったよ」

同級生女「も、もぉ〜恥ずかしいこと言うなッ!で、でもありがとうね」モジモジ
以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/12(木) 12:12:10.94 ID:UUMCzj2B0
踊り子「魔法使いちゃんがいなくて良かったわ…」

勇者「そうですね、純粋な彼女に心の傷背負わせられません」

踊り子「いい?私達は何も見ていないわよ」
以下略



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