29: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 22:57:00.52 ID:cX8m8hDWo
真姫「え、えーっと……μ’sの西木野真姫といいます」
ああ、遠目にまこちゃんが見える。
こういうの慣れてないのに。
30: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 22:57:34.64 ID:cX8m8hDWo
まこちゃん、ちょっとびっくりした顔。
相変わらず、表情豊かなんだから。
誰かさんに似て、とっても素直であったかい彼女に。
31: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 22:58:32.00 ID:cX8m8hDWo
アイドルらしく、ウインクを決めてみたりして。
わあっと拍手が起こる。
まこちゃんはあたふたしたままで。
32: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 22:58:57.76 ID:cX8m8hDWo
疾走感のあるイントロが流れだす。
ここからはもうアイドルとしての私。
全力で歌って踊って。
33: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 22:59:38.91 ID:cX8m8hDWo
穂乃果「いやー、楽しかったー!」
舞台袖に戻り、一息。
みんな汗をたっぷりかきながら、笑顔で感想を言い合う。
34: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:00:36.18 ID:cX8m8hDWo
みんながなんだか生暖かい目で私を見る。
なによもう!
とはいえ、ライブで疲れた私の体はまず水分を欲していて。
35: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:01:44.80 ID:cX8m8hDWo
まこ「真姫ちゃーん!」
聞き覚えのある声。
中学時代、気難しかった私の友達でいてくれたあの子の声。
36: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:02:27.33 ID:cX8m8hDWo
興奮気味で話す彼女の顔は全然変わっていなくて。
真姫「楽しんでくれたみたいで良かったわ。……まこちゃん」
まこ「あっ……ふふ、名前で呼んでもらったのは初めてだね」
37: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:04:07.89 ID:cX8m8hDWo
まこ「あーあ、やっぱりオトノキに入りたかったなー」
真姫「もう、まだ言ってるの?こっちは廃校危機で大変なのに」
まこ「でもさ、やっぱり羨ましいよ。真姫ちゃんがこんなに変わっちゃう学校だもん」
38: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:05:44.81 ID:cX8m8hDWo
穂乃果「まーきちゃんっ!」
真姫「わっ、穂乃果?」
凛「そろそろ凛たちのことも紹介してほしいなー?」
39: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/12(木) 23:06:53.74 ID:cX8m8hDWo
まこ「わあ、μ’sの皆さんですよね!ライブすっごく良かったです!」
昔っからちっとも変わらない、人懐っこい笑顔でみんなに話しかけるまこちゃん。
この人当たりの良さはやっぱり天性なんだろうなあ。
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