7:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2014/06/13(金) 22:28:32.28 ID:XCWJTEm4o
僕は驚いた、何故なら母親が昨日とは打って変わって上機嫌だったからだ。
そして、朝食を慌てて食べ終え机の上に並んだテストを引っ張り出した。
「……本物だ」
そこにあったのは、平均点を遥かに上回った点数の数々。
書きおぼえのない自分の字に見覚えのない赤い丸。
瞬間、僕は立ち眩みさえするほど歓喜した。
これで僕は一生楽をして成果を得られる、と
今思えば直すのは性格のほうだったかもしれない。
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