過去ログ - まどか「13日の金曜日のワルプルギスの夜」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/06/14(土) 01:13:17.04 ID:aY0fqa2h0
さやか(な、なにぃこの感触……ぶにぶにで、それでいて鳥肌が立つほど冷え切って…)



さやか(携帯のライトで…)ピカー



さやか「!!!!」




さやかよりも先にベッドの下に潜っていたもの――それは佐倉杏子の身体だった。
充血した目は虚ろに見開かれ、口の端からはちょろちょろと、まるで湧水のように一筋の線が垂れていた。
直感的に、さやかは彼女があの湖で溺死したのだと確信した。
そしてそれは正しかった。まぎれもなく杏子は死んでいた。


ただ、さやかは気付かなかったが、普段から血の気が多い子だなと思っていた杏子の血色のいい顔立ちも
自分ではがさつだと言いながらも密かな手入れを欠かさなかった、艶やかな赤毛のポニーテールも
さやかたち成長期の同年代に比べ、やや幼さの抜けきれない彼女の平坦な体躯も、


溺死したなら通常失われるであろう要素の全てが、そのままの形で保持されていることに
さやかが気付く前に、何者かが彼女の両足首を掴んでベッドの下から引きずり出した。






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