8:1[saga]
2014/06/15(日) 18:12:43.21 ID:JJ+uJ6bP0
伊織「じゃあ、私が最後に贈ったものは覚えてない?」
新堂「最後…………。 確かチョコレートの詰め合わせだったかと」
伊織「え、そんな安物だったの?」
新堂「当時、伊織お嬢様の好物だった記憶があります。 恐らくそれをそのまま……」
成る程。 「自分の好きな物をあげれば相手も喜ぶだろう」、という。
安易な考えだ。 幼子だからこそ許される行為だ。
伊織「…………あまり参考にはならないわね……」
新堂「何か、旦那様にまた贈り物をなされるので?」
伊織「…………どうかしら」
新堂「必ずお喜びになりますよ」
伊織「………………どうかしら」
新堂「贈り物に迷っていらっしゃるのなら、ネクタイなどいかがで御座いましょう」
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