過去ログ - 伊織「父の日」
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9:1[saga]
2014/06/15(日) 18:13:11.58 ID:JJ+uJ6bP0
伊織「ネクタイ?」

確かにお父様はネクタイを毎日と言っていいほど首に巻いているだろう。
しかし、それがお父様の求めている物かと言われると甚だ疑問である。

新堂「はい。 数があっても困らないものですから」

伊織「……成る程ね。 当たりが解らないなら外れじゃない物をあげろ、と」

新堂「愚策で御座いますが」

伊織「……いいわ、贈りましょう。 帰ったらすぐに調達して頂戴」

新堂「かしこまりました」

伊織「ちゃんとお父様が持っていないようなのを選ぶのよ?」

新堂「心得ております」

伊織「流石ね、頼りにしてるわよ」

贈る理由は無かった。
ただ新堂に背中を押され、その気になっただけだ。

しかし知りたい事が一つだけあった。
何故私は、父の日にプレゼントする事を幼少の頃にやめたのだろうか。
その謎が知りたくて、私は新堂に話を持ちかけたのかもしれない。


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