90: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:34:54.54 ID:5XVhnQyz0
朝食を終えた上条はリトの部屋へと引き返し、自分の携帯を探していた。
が、探しても探しても……
上条「うぅ、不幸だ……結局携帯無いから連絡取れねぇし……」
91: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:36:06.09 ID:5XVhnQyz0
モモ(……にしても、あれだけ数撃たれて一発もかすりさえしていない……見た目とは裏腹に結構な修羅場をくぐっていたりするのかしら……?)
モモ(それより……)
モモ(リトさんは何処へーーー!?)
92: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:36:55.22 ID:5XVhnQyz0
モモ「な、なぜ分かったんですか?」
なんとなくモモに対して淡い気持ちになった上条だったが、
上条「なんかずっと浮かない顔をしてるからな、そりゃ一緒に暮らしてた奴が突然消えちまったら、心配になるよ……」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/11(金) 22:37:50.02 ID:7CjKEx1b0
惚れる理由としたらまだ上条さんのほうがいいような気がする
舞台装置的にはどっちもどっちだけど……
94: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:38:29.21 ID:5XVhnQyz0
上条「じゃあ、リトを探しに行くか……!」
モモ「え?お気持ちは嬉しいです……けど悪いですよ……それに上条さんだって……」
上条「あぁー、俺は大丈夫だよ。こんな不幸は慣れてるしな!いや、うまい朝飯が食えたからむしろ幸福かも。」
95: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:40:26.95 ID:5XVhnQyz0
そして、二人はみんなを集め、全員でリト捜索を開始した。
もっとも、ララは発明品で既にリト捜索を開始していたが、あらゆる発明品をもってしても結果は芳しくなかったらしい。
声をかけた時は既に街へ直接繰り出していた。
96: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:41:35.07 ID:5XVhnQyz0
そして、なんだかんだでリト捜索開始から三十分。
上条がずっと思っていたことはというと
上条(き、気まずいーーー!!)
97: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:43:59.24 ID:5XVhnQyz0
上条(はぁぁ……今思えば俺ってこの娘みたいな、普通の女の子とあんまり縁がないんだよなぁ……)
上条(俺の周りって良く考えたらロクなのいないな……)
上条(噛み付きシスターにビリビリ女、合法ロリに、……、厳しさMAXの委員長に、侍女、痴女と五和……)
98: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:45:09.93 ID:5XVhnQyz0
走って追っていくとその女の子は目を丸くして、
??「モモ……あなたが結城リト以外の異性と行動を共にするなんて珍しいですね」
モモ「へ?あ!彼はリトさんの友達なんです!ねぇ、上条さん」
99: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:49:06.38 ID:5XVhnQyz0
モモ「リトさんを見かけませんでしたか?朝からお姿が見えなくて……」
ヤミ「結城……リトをですか……今日は見ていませんね。」
モモ「そうですか……止めてしまってごめんなさい。」
100: ◆8HAMY6FOAU[saga]
2014/07/11(金) 22:53:44.33 ID:5XVhnQyz0
それは長年殺し屋をやってきたからこそわかる、独特な波長のようなもの。
間違いない。殺し合いを経験してる。只者ではない。
ヤミ「……」
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