過去ログ - 勇者「勝ちフラグを立てなければ死ぬぞッ!!」
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17: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 05:53:57.77 ID:c32jwYy0O
勇者「ん? 何か言った?」

魔導師「……フラグ」

勇者「な、なに!? どんなフラグだ!! 誰か死ぬのか!? いや馬鹿な、僕達は不用意なフラグを立てないように詰まらない身の上話をした程度だし……」
以下略



18: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 22:43:09.51 ID:ahrGWVw6O
戦士「猫耳盗賊団か。この周辺では割と有名な盗賊集団だな」

戦士「私が王国軍に入団した頃から既に在った。王国も何度か討伐部隊を編成し、駆逐に乗り出しているんだが……」

 戦士はペッ、と地面に唾を吐き捨て、実に忌々しそうに言った。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/17(火) 22:48:00.05 ID:wXx48XO2O

 戦士は小馬鹿にしたように笑う。

 その場には魔導師と賢者も居る。二人はそれぞれ服の皺などを延ばしてみたりと、どことなくその場に居辛そうだ。

以下略



20: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 22:49:45.36 ID:wXx48XO2O
戦士「またフラグか、いい加減にしたらどうだ。確かに魔導師には不思議な予言能力がある」

戦士「だがそれも万能ではないだろう。現に、我ら勇者パーティと魔王軍の勝敗は分からんと言っているじゃないか」

賢者「戦士さん、勇者さん、喧嘩は止しましょうよぉ。良いことはないですよぉ!」
以下略



21: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 22:51:55.96 ID:wXx48XO2O

勇者「一つ、勇者が盗賊団の話を持ち掛けられる」

勇者「二つ、討伐部隊では見付からない」

以下略



22: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 22:53:43.89 ID:wXx48XO2O

 勇者は淡々とした考察に、戦士は二の足を踏む。が、それでも納得には届かない。

戦士「だ、だが、それは可能性の話だ。周期云々については裏を取れるだろうが、その他は想像だろう!」

以下略



23: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 22:55:39.62 ID:wXx48XO2O

 勇者一行が最初の村を出発して暫くのこと。

 時間は丁度昼真っ盛りであり、太陽は南の空高くに昇っている。

以下略



24: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 23:06:46.23 ID:bwd7215fO

 魔導師と賢者は日頃さほど運動をしないせいもあり、息絶え絶えの様子で懸命に山を登っている。

 勇者は途中何度か休憩は必要かと訪ねたが、真意の程は明かされず、二人にやんわりと断られ続けた。

以下略



25: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 23:08:08.65 ID:bwd7215fO
すみません
上の安価は>>26でお願いします


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/17(火) 23:14:55.94 ID:K7LOaZ+B0
当然いない


27: ◆Dat43Xqcbk
2014/06/17(火) 23:34:56.37 ID:oKcZ3ki4O
test


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