21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/17(火) 12:13:58.39 ID:RxR1ArUgO
私は男の話しを聞いた時、『可哀想』だと思った。
自分のことなんて全部忘れて、男が語った不幸に聞き入っていた。
頭の中には
『こんなに酷く悲しい話しがあるのか』『今はもう平気なんだろうか』『本当のお父さんは?』『妹さんは元気?』
こんな言葉ばかりが浮かんでた。
視線や陰口、纏わりつく噂。
男の語った不幸は、そんなものから私を解放してくれた。
本当に最低だ。
私は自分のことなんて忘れて、男を憐れんでいた。
142Res/72.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。